【感想・ネタバレ】世界トップ企業のAI戦略(日経BP Next ICT選書)のレビュー

あらすじ

『人工知能(AI)ビジネス』といわれてもピンとこないかもしれませんが、すでに世界のトップ企業は、想像をはるかに超えるスピードで技術を磨き、新たなビジネスモデルの構築に邁進しています。例えば、Googleの「Google CAR」「Project Brillo」など、世界では様々な人工知能ビジネスが生まれてきているのです。
本書では、世界のトップを走る52社の人工知能ビジネス戦略をまとめています。

<目次>
第1章 人工知能ビジネスの全体像をつかむ

第2章 農業
2-1 農業領域のバリューチェーン
2-2 農業領域の主要企業1 Monsanto社
2-3 農業領域の主要企業2 DuPont社
2-4 農業領域の注目企業

第3章 ものづくり
3-1 ものづくり領域のバリューチェーン
3-2 ものづくり領域の主要企業1 GE社
3-3 ものづくり領域の主要企業2 Siemens社
3-4 ものづくり領域の注目企業

第4章 自動車
4-1 自動車領域のバリューチェーン
4-2 自動車領域の主要企業1 Google社
4-3 自動車領域の主要企業2 Daimler社
4-4 自動車領域の注目企業

第5章 住宅
5-1 住宅領域のバリューチェーン
5-2 住宅領域の主要企業1 Google社
5-3 住宅領域の主要企業2 Haier Asia社
5-4 住宅領域の注目企業

第6章 医療
6-1 医療領域のバリューチェーン
6-2 医療領域の主要企業1 IBM社
6-3 医療領域の主要企業2 Google社
6-4 医療領域の注目企業

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Posted by ブクログ

ネタバレ

全部をちゃんと読んだわけではないがめちゃんこワクワクする未来がすぐそこに待っていることがわかった。


上記はひとりの現代を生きる人間として書いたがビジネスという視点で見ると今のブームは制御系(処理能力やどういった解釈を積み重ねるか)と情報系(データ収集や解析)の能力を向上させることによって空間や時間の効率化が進んだ世界へと向かっているんだなと考えた。
そこが完全に進むと(進行途中では格差が広がりますます他者を羨望するような事態になり得るが)人々にゆとりと余暇が生まれ、それこそリアルな心の繋がりなんかが重要になるのではないかと思う。

Googleが多領域に手を伸ばしていることにも衝撃だったし、自動車×AIひとつとっても取りうるスタンスは違うこと(完全に自動運転を進めて自動配車サービス⇦Googleのビジネスモデルやべー。を進める立場やあくまで運転の楽しさを重視して安全性を高めるためのAIを進化させる立場など)、人がどんどん自分のために使う時間が増えていくことにも感銘を受けた。
今が転換期で想像した未来、いや、もしかしたら想像以上の未来が待っているかもしれない。そんな未来を自分もつくる側として関わっていく。

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2016年04月07日

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