あらすじ
「…2、3度で済むと思ったか?」 とあるクズエリートの人生の崩壊。……………………と、恋愛。 三井貴浩(みついたかひろ)、商社のエリート課長。汚点なき人生を歩む三井だったが、離婚を機に暗転。生活が荒れていく中、三井は元同級生・曽根(そね)に再会する。曽根は、高校時代に三井に告白してきたゲイで、現在はノンケの同居人に片想い中。それを察した三井は、「バラされたくなくば」と曽根を強引に犯し――。 クズエリート攻×包容力受の激しい人生恋愛、エピローグ20Pを描き下ろし!
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
続きが読みたい
主人公がクズでヒドイので読む人を選びそうではあります
攻め受けが逆ならいいなぁとなんとなく思っていたら最後の方で本当に逆になったので少し素直になった主人公のその後がすごく読みたいです
苦しい
全体的に重苦しかったです
主人公がクズ過ぎて、受けの子は何であんなに慈愛に満ちてるんだろう?
佐倉も好きだったけどやっぱ根底にずっと攻めへの想いがあったのか…
攻めが自分のセクシャルに悩む場面すごく辛かった
認めたくない自分と本能的な葛藤が離婚して出会ってしまったことでバランスが崩れてしまったんだろう
受けの子がまるごと受けとめてくれてよかった
ところでリバの余韻を残して終わりだったのが気になる
匿名
全ては偽りから始まった。
三井という男の、偽りから始まった転落と再起の物語。
自分のセクシャリティを否定する深さのリバウンドが、よりダメージの幅を大きくさせている様子が良かった。
仕事では高スペック。確かに、三井という男は出来るやつ、これはゲイでも結果は同じだと思った。しかし、家庭では妻子に対して良き夫、父であるのは全て自分の為で、そこに幸せと感じる家族は無かったんだな。
離婚理由が、私を欲してくれる人と暮らしたい。あなたはただ離婚したくないだけよ。
これ、奥さんに言わせたこの言葉決定的。
対して、曽根はあとがきに〜それなりの経験はあると、記載あるけど〜これ無かったら、本当にイカれた奴としか思えなかったわ。
曽根の包容力に乾杯です。
曽根の物語を読んでみたいと思った。
学生時代に、三井に告白していじめで転校して、再会して散々な目にあって、途中でおいおいとなりましたが、三井には一生大事にして貰って下さいね。
前半、三井のクズっぷりというか曽根に対する暴力とか周りに対する態度とかが見てて辛かった。
でも今まで自分を誤魔化してきて気づかないふりをしてきたが為に周りも自分も傷つけて全てがどうでも良くなるっていうのがリアルというか、そういうとこもあるよなって思ってしまった。
最後まで側にいた曽根が凄い。始終三井視点だからこその人生の転落とか苦しさが伝わってきてクズだけど愛すべきクズになったな〜と思うのですが、出来るならもう一冊別に曽根がどう感じていたのかとかこの二人のその後とか凄く見たいと思った。
その後の素直になった三井の受けがとても見たいです…。
再開bl
私は2人の心の距離が離れていればいるほど、くっついた時に萌えるんですが、このお話は2人が学生時代に攻めが受けを酷い振り方をします。再開しても攻めが受けを脅すので2人の心の距離結構ありました。また、攻めが泣くシーンは作者様の描く攻めの表情がとても良くて自分もジーンときました。
匿名
暴力が描かれていたから初めの方は読むのが辛かった。
曽根もそんなにこてんぱんに張っ倒せるのなら、最初からそうしてやりゃよかったのに、と思ったのだけど、曽根の優しさと愛情を注がれた三井は、今までの見せかけ倒しの人生、生きづらさ、弱さ、歪み等が浮き彫りになり苦しさがわかった。
曽根と再会したことで、曽根のお陰で再生できて、今後彼の人生は豊かに、穏やかになっていくのだろう。そんな終わり方で読後感は良い。
本当の自分を偽って…
ゲイであることを偽って結婚したけど結局は離婚することに。一人になった男の隣の部屋へ引っ越してきたのは思春期に淡い想いを寄せていたのに正直になれず傷つけてしまった相手。弱みを握って逃げられないようにして散々ひどい目に合わせたのに好きだから離れられない二人。もうずっと一緒だから寂しくないね。