【感想・ネタバレ】小説 秒速5センチメートルのレビュー

あらすじ

「桜の花びらの落ちるスピードだよ。秒速5センチメートル」。いつも大切なことを教えてくれた明里、彼女を守ろうとした貴樹。二人の恋心の彷徨を描く劇場アニメーション『秒速5センチメートル』を監督自ら小説化。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「君の名は」エンドだった。
文章素敵。3章の途中で何が書きたいのかわからなくなったけど、最後まで読むと、ああそういうことか、と。
ハッピーエンドではないんだろうけど、これをアンハッピーと思えるほど若くはない自分。
とりあえず有能でモテモテの貴樹くんは出直しもしやすそうでよかったねとか。

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2025年10月25日

匿名

ネタバレ 購入済み

ぽっかりと穴が空いたような…

とても寂しく切なくしかしどこか懐かしく思えるそんな作品でした。

#切ない #深い

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2023年02月08日

ネタバレ 購入済み

物語の世界に入り込める本でした

お互いが寄り添いながらも本人は相手に対し、不安によるわずかなズレの可能性を怖がり、それを確認せずその不安さえも良きものとして受け入れていく2人。二人が出会っていたとして幸せな人生を送れたのかはわからないですね。でももう一度出会わなかったからこそ美しい記憶を美しいものとしていたのかもしれないし、美しいものをそのままとって置くために会いたい想いを大切にし、もう一度会うことをしなかったのではないかとも思います。
とても深く考えて、その世界浸っていくことに充足感を覚える本でした。

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2019年02月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

秒速五センチメートルの実写の映画を見てから読みました。漫画だったら確実に結ばれているのに…と考えてしまうのは自分だけでしょうか。普段恋愛小説は読まないので心臓がキュッとなる感覚は久しぶりでした。

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2025年11月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読み終わった時には、切なさと虚無感が残った。

いつまでも初恋の穴を埋められずにどこか無感情に生きる貴樹と、貴樹ならきっと大丈夫だと信じて前に進めた明里の非対称な初恋同士の物語。

いつまでも初恋を引きずる男、という捉え方もできるが、幼少期の特別な初恋を転勤や引越しといった大人の事情で諦めるしかなかったのだから仕方が無いのかなとも思えた。空のメールをうちこむ姿や、ちゃんと愛せているつもりでも続かない恋、仕事に明け暮れる方が楽だと感じている姿には同情せざるを得なかったし、心に穴が空いたような虚無感がひしひしと伝わってきた。

物語の結末としては、ハッピーエンドと言い切れるものではないのかもしれないが、ずっと引きずっていく鬱エンドでもなく、前を向こうとする貴樹を見送る事ができたので個人的には良かったのかなと思った。

原作のアニメ映画はもちろん、今上映している実写映画も近いうちに見てみようかなと思います。

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2025年10月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今秋実写映画化されると聞いて
小説を読み返しました

18年前に書かれたお話

3話に分かれているけれど
私は『桜花抄』が一番印象深い
東京から栃木に引っ越ししてしまった明里に会いに電車を乗り継いで向かう貴樹
雨から雪へと変わり列車が何時間も遅れてしまう
学生が持つほど携帯電話がまだあまり普及していない時代
何の連絡もできない
今会わないと貴樹は今度は鹿児島に引っ越してしまう
もう切なくて切なくてハラハラしました

アニメでもこのシーンがとっても印象的だったなぁ

もちろんこれも印象的
『桜の花びらの落ちるスピードは秒速5センチメートルなんだよー』
このフレーズで私も知りました
情景描写がとても素敵な作品だと思います

松村北斗さんがどのように演じるのか観てみたいです

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2025年07月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『秒速5センチメートル』は、劇的な出来事や分かりやすいカタルシスを排した作品でありながら、人の心に残り続ける“時間”そのものを描こうとした、極めて静謐な物語である。

物語の中心にあるのは恋愛の成就ではなく、想いが届かなかったこと、踏み出せなかったこと、その後もなお心に沈殿し続ける感情の重さだ。

淡々とした語り口と抑制された描写は、登場人物の内面に流れる時間の遅さ、そして人生における決定的な瞬間がいかに静かに通り過ぎていくかを雄弁に物語っている。
読者に強い感情を押しつけることなく、ただ「そういう時間も確かに存在する」と差し出す姿勢には、作品としての覚悟と誠実さが感じられる。

好みは分かれるが、過去を振り返る痛みや、失われた可能性の輪郭をここまで丁寧に掬い取った作品は稀であり、静かな余韻を重んじる文学的な試みとして、確かな価値を持つ一作である。

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2026年02月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ねぇ、秒速5センチなんだって。
桜の花びらの落ちるスピード。
秒速5センチメートル

高貴目線で進む作品。
あれ、思ったほど明里が出ないぞ?
これが本作を読んだ第1印象だった。

最初は、明里と高貴の恋愛小説かと思って読んだんだが、ちょっと短編なことに驚いた!

本を読むより、映像で見た方が描写の美しさがわかるかも◎
本より映画がオススメな気がする。
(いや、映画ノベライズ版なら、どう描かれているのかも気になる)
1度、映画は見てみたいな。

いつも高貴の心の支えになっていた「高貴くん、あなたはきっと大丈夫だよ」という明里が伝えた言葉。

「本当に自分のやりたい仕事か、やるべき仕事かどうかは皆目分からなかったが、それでも働く必要があった」という部分にはかなり共感する。

大人になると、「将来の夢」を叶えるかどうかというより、なんとかして、働かなくてはいけないということが第一に来るような気がする。

そんな時に、自分自身で、「私は、今日もきっと大丈夫だ」と毎日心を奮い立たせているので、そういう面では、高貴と似ている部分があるのかなと思った。

切ない恋愛物語で、短編集でもあるため、かなり読みやすい作品なので、是非オススメです!

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映像の方は見たことが無いのですが、小説では静かで繊細な印象を受けました。タイトルの「秒速5センチメートル」は桜の花びらの落ちるスピード。この小説を読んでいる時も、桜がはらりはらりと舞うイメージが浮かびました。小学生、高校生、大学生・社会人というそれぞれの段階での貴樹と女性たちの関わりが繊細に描かれていて、それが桜が舞う繊細なイメージと繋がっているのかと思いました。

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2025年12月21日

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