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Posted by ブクログ
三千寵愛在一身の続編ということですが、主人公が変わっていて、前巻の最後で、物語を書くための墨や紙を使い放題したいからと宮中に残った蓮姫と、隣国の公子である星流のお話になっています。
舞台は峻の国で理鷲も桜霞もいますが、あんまり出てこなくて残念。(それでも出て来たときは、理鷲が桜霞のお尻にしかれっぱなしになっているだけでなく、丞相や礼月にもやられっぱなしになってしまっているのがよく分かりましたけど。)
今回の二人は、ツンデレでした。特に蓮姫の方は、恋愛は物語の中だけで、現実の恋愛には興味がないと、最初は星流への態度もかなり失礼な態度でしたけど、最後には星流への愛に気付くといった感じでした。
途中でやっぱり事件が起こりますが、この犯人はすぐ分かりました。星流に濡れ衣を着せようとしますが、やり過ぎて失敗してます。また、この事件が解決したあとの展開は私的には予想外でしたが、最後の終わり方は違和感は感じませんでした。
これは、シリーズ化するのでしょうか?
ちょっと気になります。