【感想・ネタバレ】ローウェル骨董店の事件簿 センチメンタル・ジュエリーの謎のレビュー

あらすじ

第一次大戦直後のロンドン。陰のある美形で骨董店の店主・デューイは、あやしい男から訳ありな雰囲気のジュエリーを預かる。その直後、男が殺されて……。骨董屋の兄と検死官の弟が活躍する人気シリーズ!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

戦争のメリットのなさが浮き彫りになる話でした。
でも、ケイがデューイと父とのことに一区切りついたようでよかったです。
これからしゃべるケイが見れるのが楽しみです。

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2020年01月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『ローウェル骨董店の事件簿』続編。今回は、戦争から帰還したアイルランド人が次々と殺害され、ローウェル兄弟とエミールが事件に挑む。

第一次大戦直後が舞台なので、前作も含めどうしても戦争の理不尽さとか悲惨さとかが根底にある。戦争に行った人、行かなかった人、立場は違えど、それぞれの想いがある。いつも飄々としているデリックが抱えている苦悩が要所要所で語られ、更にそれが際立つ感じ。
それでも、デリックとエミールの軽妙な会話と、3人の魅力的なキャラクターのおかげで、重くなり過ぎず、さらりと読める。

これはシリーズ化するのかな。兄弟もすっかり和解したし、前作で持ち越されたデューイの過去も明らかになったし、このまま終わるのがきれいだとは思うけど、もうちょっと読んでみたい気もする。

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2018年05月28日

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