あらすじ
ある日ケリーが「結婚式をやらないか?」と言い出した。このありえない発言にジャスミンとダイアナはケリーが重篤な病気にかかったのでは? と疑いをかけ……。結局披露宴は敢行され、多彩すぎるゲストが宇宙のあちこちから集まった。現役連邦主席もいるし宇宙放論者や学生も市井の婦人まで、懐かしい顔が勢揃いしたのである。
「鈴木理華画集」に収録された中篇に加筆を加えた表題作の他、披露宴の後の新婚旅行の話が書きおろされた中篇集。
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Posted by ブクログ
書き下ろしは後半3/4の新婚旅行だけ。
豪華客船での海賊襲撃騒動。
ラストで残りページがどんどん少なくなるので、この巻で終わるのか心配しました。
色々後日談が欲しくなる終わり方です。
Posted by ブクログ
いいですねぇ。金銀天使も好きですが、茅田さんの作品の中で怪獣夫婦が一番好きです。
「この指輪で殴る第一号として実にふさわしい男だ。――いいな、地金も緩んでない」
「俺があんたに買ったのは武器じゃねえぞ」
209ページのこの会話大好き。