あらすじ
【電子限定版】書き下ろし番外編「安息はどこにある」収録。●目深な帽子に怪しいサングラスとマスク。付いた仇名は『不審くん』。新進俳優の清居(きよい)の熱心なファン――その正体は、同棲中の恋人・平良(ひら)だ。気持ち悪いほど愛を捧げてくるくせに、「俺は清居を引き下げる愚は犯さない」と、甘えたくても察してくれない。どうしてこんなヤツ好きになったんだ…? そんな時、業界屈指のカメラマンが平良を助手に大抜擢!! 清居より仕事優先の日々が始まってしまい!? ※口絵・イラスト収録あり
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何度も読むと思う
前作の終わりの方に入ってる(平良が工場のバイトを始める)辺りから話は始まります。前回からのあらすじかな?とちょっと退屈になって読んでいましたが、読み進めていくに連れて、そこから始めなくてはいけなかったんだと後から分かりました。
平良と清居が付き合って同棲し始めて意思疎通が出来てるのかと思いきや、やっぱりキモウザ平良なのです。清居が女王様を発揮しつつ悩んでます。
巻末の先生のあとがきで、結ばれるまでの行程に萌える・紆余曲折の末に結ばれた2人の愛を信じてごたつかせたくない、など書かれていたのですが、平良は相変わらず不可解なところがあります。清居が素直になった分、前作よりは距離が縮まった終わり方だったと感じますが、野口が登場した事によりこれからの平良の将来の事や、まだ清居と意思疎通が出来てると言い切るシーンは出てなかった様に思いました。
ぜひとも続編が読みたいです!
Posted by ブクログ
【ページ数】 310頁
【読み応え】 ◎
【ストーリー】 ◎
劇場版美しい彼エターナルのストーリーの原作元となるこの作品。
前作美しい彼の終盤で「平等に」と二人誓ったのにーーー
平良!!
おまえーーー
でもそのキモさがまた面白くさせてくれる。ドキドキ止まんない、最高!
平良と清居の二人のそれぞれの愛情が深く感じられる作品でした。
最高でした!!!
ドラマと劇場版で美しい彼の世界にハマり、原作にたどり着きましたが、さらに深く2人の世界に浸ることが出来ました。王様だった清居くんの方が、いつの間にか平良くんがいないと生きていけなくなってしまっている様子が可愛すぎて感無量です。二人の愛が美しすぎました。
Posted by ブクログ
相互理解は大切。
またまた、1日で読み終わってしまいました。
どんどんふたりのことが愛おしく、好きになっていきます。
無事恋人同士になったふたりだけど、相手の「好き」を理解した上で恋人になったわけではなかった。
その、奇妙なすれ違いがそれぞれの視点から書かれていて、本当に面白い。
平良は、キングである清居の気持ちを自分なんかが推し量ろうとするなんて恐れ多いし、恋人になれたのは神様のミスでありいつかは別れがくる、という。
清居は、そんなオレ様ネガティブ思考な平良の考えが理解出来ず、気持ちを推し量れ!別れるなんて言うな!と思うけど、それを素直に言葉にすることができない。
芸能界という特殊な世界でスキャンダルが原因で発生した大事件を経て、清居は素直になり、平良の考えも変わってきた(というか清居に命令されたことには逆らえないから従っているだけ…?笑)。
他人のすべてを理解できる人なんてこの世にひとりもいないけど、こんなにも意思疎通できていないカップルも珍しいんだろうな。
“それでも好きになってしまったんだから仕方ない”という事実が人を変えていく過程が本当に素敵だし、成長に感動した。
前作では感じなかった平良のオレ様ネガティブ思考が面白く、それに振り回される清居の姿が楽しい。
平良の返答に期待してコミュニケーションを取る清居が、平良の返答によって平良の“彼氏力”の高低を測って一喜一憂しているのがかわいい。
清居のことになると決断力や男気が上がる平良の描写も面白い。
周りの人たちからの信頼ができ、平良と清居の世界がどんどん近づいていく。
いつか同じ場所で、ふたりが並んでいる姿を見れますように。
深みにハマる!
恋人になってからの清居がめっちゃ好きです。
自覚のない俺様にいつの間にか振り回され揺さぶられ、でもそんな恋人をどんどん好きになっていく様にキュンキュンします。
いつの間にか自分の中で恋人の存在がかけがえのないものになっていたと自覚するところに涙腺崩壊しました。
なんと読み返しても泣けます!
とにかく大好き
もうこの2人だからこそのやりとりが大好きで、もうこの2人が、この作品が、大好きでしょうがないです。
このシリーズは片っ端からこうともう決めています。
なんでこんなにもズレていて、変人で、意味不明で、ネガで、気持ち悪いのにかわいいのか、なんでこんなにも自分中心で、図太くて、素直じゃなくて、俺様で、何に対してもえらそうなのにかわいいのかわかりません。
なんで2人ともこんななのに素晴らしく尊いのか、、、
どこからどう見てもかわいいしかっこいい2人でとにかく大好きです。
きっともう、なんだかんだで何をどうしようと何がどうなろうとお互いが大好きでしょうがない2人が、私のもうまるまるっとドンピシャでドストライクで心臓ど真ん中に刺さってきてるから、一生このシリーズは読み続けるんだろうな。
憎らしい彼 美しい彼2
第1作に続き楽しく読むことが出来た。
共依存のように感じる関係でもひとつの愛の形なんだなと思わせてくれる作品でした。しかし、そこにシリアスが無いのがこの本の読みやすく引き込まれるところなのかなと思います。
悶絶しました!
お互い大好きなのにけっして理解し合えない二人、前作よりさらにもだもだきゅんきゅんさせられました!
今作では2人が付き合っていることを知る人たちが登場します。それによりさらに平良のきもさと清居の不憫さ恥ずかしさが際立っていて、大変尊かったです。
清居、がんばれ
前作から、さらにめんどくさく、気持ち悪い平良です。
清居への思いを口にするほど、キモさとウザさが露呈する。
逆に、清居はどんどん可愛くなって…
恋人同士なのに、気持ちが噛み合わなくて、それでも、一緒に居られる様に努力をする所がとても良いです。
ちょっと成長した平良
2巻になっても相変わらず平良は基本変わった人のままで清居を振り回します笑 でも、その平良が本気を見せる!男らしさにギャップ萌えしました。
Posted by ブクログ
ドラマのシーズン2と劇場版の話。
ニュースタイルな関白宣言とか、ちょー面白かった。
2人のもだもだも楽しめたし、今回は、芸能界、マスコミのいやなところとかネットのネガティブな面とかも描かれててよかった。
Posted by ブクログ
平良の思考が面白い。
さらにそれを表現する清居の語彙もコミカルで良い。オレサマ・ネガ・ティブ帝国とか。急にラブコメ感強くなった。清居からしたらたまったもんじゃないと思うけど、面白いのでそのままで。ただ平良の卑屈さが清居を傷つけていることはちゃんと自覚したほうが良い。とは思いつつ、自分に対しての自信のなさが他者(清居)への狂信を生んでいるんだとも思うので、平良が自分に自信持ち出したらそれはそれで複雑。
一方でプロの写真家と対話したり心の中で葛藤したりする平良のシーンは、シリアスというかなんというか、私の心にもグサグサ刺さる部分があり、ちょっと耳が痛くなってしまった。笑
ぐるぐる考えてしまった。さっさと3巻を読みますね。