【感想・ネタバレ】管見妄語 できすぎた話(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

さる人は言った。「語学ができるほど、だんだんバカになる人間のほうがむしろ多い」。小学校からの英語教育は非常に罪深い、愚民化政策だ。名著を読む時間が取れず、教養が身につかないからだ。昨今蔓延(はびこ)るグローバリズムの下では教養や品性など、どうでも良いらしい。だがこのままでは日本の国力はかならず減衰する。国家百年の計を弁えぬ、頓珍漢は黙れ!憂慮と怒りの週刊新潮人気コラム。(解説・増田明美)

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Posted by ブクログ

旧時代的?と思ったり、なるほどなと納得したり。
今の時代の「自分を大事に」な雰囲気とどうミックスされれば世界は上手くいくのだろうと感じる。

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2019年01月06日

Posted by ブクログ

新田次郎(「強力伝」:直木賞)、藤原てい(「流れる星は生きている」)夫妻の次男、藤原正彦氏の「できすぎた話」、2016.1発行、週刊新潮連載の記事をまとめたものだそうです。祖国に対する誇りと自信を説く著者にいつも共鳴しています。そして、「マロニエの木蔭」や「仰げば尊し」に感動するところも一緒ですw。日本人は道徳や品性を生まれながらに持っている。ほんと、そうだったら素晴らしいです。また、日本の紅葉の息を呑むような見事さは、世界の誰にでも分かるようだ。さもありなんと思います(^-^)

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2020年08月22日

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