あらすじ
恩田ワールド全開のスペクタクル巨編!
国家権力の及ばぬ〈途鎖国〉。特殊能力を持つ在色者たちがこの地の山深く集うとき、創造と破壊、歓喜と惨劇の幕が切って落とされる!
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Posted by ブクログ
恩田さんの作品はそれなりに読んできましたが、傑作の1つだと思う。恩田ワールドの精度の高さがこれでもかと冒頭から繰り広げられ、読みながら声が出た。かなり残酷な描写もあるので苦手な人は避けた方がいいけれど、設定の厚み、細部の作り込み、日常からごく自然につながっていく異世界と異能者。これぞ、という作品だと思います。
Posted by ブクログ
異なる世界軸の日本が舞台。途鎖、闇月、在色者といった土俗的なイメージをもった言葉の数々がねっとりと暗く、重いホラーな雰囲気を醸し出し、ゾクゾクさせられる。
Posted by ブクログ
架空の日本、土佐ではなく途鎖国には多くの在色者がいて戸惑いながらも生活していた
イロをコントロールするべく研究に挑む世代、コントロールされた世代、イロのコントロールは嗜虐性を呼び起こすのか
読み始め、常野物語の続編?と気分が上がる
謎めいた言葉や流れに身を任せて自分も闇月に引きづられていく