【感想・ネタバレ】夜の底は柔らかな幻(上)のレビュー

あらすじ

恩田ワールド全開のスペクタクル巨編!

国家権力の及ばぬ〈途鎖国〉。特殊能力を持つ在色者たちがこの地の山深く集うとき、創造と破壊、歓喜と惨劇の幕が切って落とされる!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

恩田さんの作品はそれなりに読んできましたが、傑作の1つだと思う。恩田ワールドの精度の高さがこれでもかと冒頭から繰り広げられ、読みながら声が出た。かなり残酷な描写もあるので苦手な人は避けた方がいいけれど、設定の厚み、細部の作り込み、日常からごく自然につながっていく異世界と異能者。これぞ、という作品だと思います。

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2024年01月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

異なる世界軸の日本が舞台。途鎖、闇月、在色者といった土俗的なイメージをもった言葉の数々がねっとりと暗く、重いホラーな雰囲気を醸し出し、ゾクゾクさせられる。

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2016年12月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

架空の日本、土佐ではなく途鎖国には多くの在色者がいて戸惑いながらも生活していた
イロをコントロールするべく研究に挑む世代、コントロールされた世代、イロのコントロールは嗜虐性を呼び起こすのか

読み始め、常野物語の続編?と気分が上がる
謎めいた言葉や流れに身を任せて自分も闇月に引きづられていく

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2024年07月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いつものことながら唐突に設定された世界観の描写から始まり、この読者を置いてけぼりにしがちなスタートに一気に引き込まれていく。
「ウラって何だろう」「在色者って多分能力者かな」と想像しながら読み進めるのがとてつもなく面白い。
主人公はもちろんのこと、脇役にも悪役にも個性がしっかりあり、1人1人を好きになれるところも良い。
少しずつ絡まってくる人間関係にワクワクしつつ、主人公の真の強さも気になるし、敵対関係が協力関係に転換することもあるんじゃないかと楽しみでもある。

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2018年11月12日

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