【感想・ネタバレ】第3のギデオン 8のレビュー

あらすじ

革命はいざギロチンの時。何を思う最終巻!

産みの親であるロワール公から「愛していなかった」という真実を告げられたギデオンは、傷心のままジュルジュを送り出し、友人であるルイ16世とも距離をおき始めた。
一方、扇動者だったジュルジュを失っても革命の炎は止まらない。
ギデオン、ジョルジュ、ソランジュ、ルイ16世、マリー、ロベスピエール、サン=ジュスト……革命の時を共に生きた彼らの感情が最後に行き着く場所は?

「新説フランス革命史」感動のフィナーレ!!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

前巻でギデオンが可哀想過ぎて辛すぎて号泣だったんですけど今巻もツラかったっすわ…
てかフランス革命をネタにした作品は数あれどこんなに国王サイドに感情移入して辛い気持ちで泣きながら読む作品初めて…今後ラ・マルセイエーズ聞く度に涙出そう…

ラスト処刑台でのアントワネットがめっちゃ可愛くてさらに泣く。
最後まで誇り高い良い女だった…このアントワネット大好きすぎる。

0
2019年04月13日

ネタバレ 購入済み

ほのぼのフランス革命!

父性をテーマにフランス革命を切り取ったのが非常に面白かった。

どうやっても血生臭いフランス革命をここまでほのぼの描いたのもスゴイ。

最後の最期のテヘペロはさすがにやり過ぎ感がありながら、救われる気がするのも確か。

ルイ16世スキーとしては、マリーとの間に愛と貞節があったというのは当時の社交界を鑑みてウソーんと思いつつも騙されてみたい良設定。

マリーアントワネットのキャラが良かった。希代のワガママ女王をどうするのかと思いきや、見事に天真爛漫淑女に。ルイ16世もフェルゼンだのイケメンに妻寝取られまくりの小太り口下手政治下手な史実の印象を、お好きな人には堪らない漢臭マッチョしかも不器用な部分をうまく特殊能力と絡めたのが素晴らしい。

あと途中巻のマリオネット型スタンド憑きロベスピエール最高。めっちゃ怖いし。ジョジョ風ホラー。ブラコン妹も途中顔がかなりホラー。サイコホラー。

総括してご都合主義も歪みっぷりも含めて歴史人物の味付けが絶妙。

父は赦す。惚れるぜルイ16世!

唯一ひっかかるのは主人公のルイへの急激な憎しみかな。殉死までしかけた主人公が孫の誕生でアッサリ救われたのはギリ良しだが憎しみが浮いた。打ち切り説もあるけど、そこロベスピエールじゃダメだったのかな。

医龍の時と言い、この作者の人はキャラに翳りがない。みんなまっすぐで素直で、間違いに気づいて方向転換しても悪びれない。

苦悩が浅いとも取れてしまうかもだけど悪キャラでさえ歪み方が爽やか。基本的には性善説なのでしょね。

なんというか、絵にもストーリーにもキャラにも、卑屈さがない感じ。複雑ないくつもの話を並行させつつ伏線回収も忘れず見事だし、スタートで出した主題も一応ゴールまでブレないし。読んでいて徐々に息苦しくならない。

この作者は部屋が綺麗で計画的で頭が良く人と上手に共同作業ができる捻くれてない人なのかなぁ。と勝手に妄想して憧れたりする。締め切り超守りそう。

イノサン系の謎の蓄積する苦しさもブラックジャックによろしく系の常時自責的苦しさも無い。テーマは同等に重いのにアッサリ物足りない位なのは自分の苦しさを作品と読者に背負わせないから。

よっぽどのリア充か分けて考えてるのか不感症か。この人の表現者としてのマグマはどこなんだろうなぁ。

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2019年01月09日

rr

ネタバレ 購入済み

失速が…

若干、失速が気になり、風呂敷のたたまれていない感じはありましたが。
新しい切り口で、楽しめました。
ラストは…うーん。評価が分かれる感じかなと思います。

#切ない #感動する

0
2024年05月01日

ネタバレ 購入済み

尻すぼみ

最初が良かっただけに、後半のストーリー失速に落胆しました。サン・ジュストのキャラ付けも雑すぎ、色んな人物を出したはいいが回収なしの尻すぼみでした。

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2023年05月06日

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