あらすじ
FIFA会長はスイスの本部から故国に帰国するたびに、金の延べ棒をブリーフケースにいれて持ち帰っていた。税関も外交パスポートを持つ彼をチェックできない。
資金洗浄、軍事独裁政権との癒着、韓国戦他での八百長、W杯開催地選挙、会長選挙で飛び交う実弾、放送権、マーケティング権をめぐる賄賂。
「今回のFIFA幹部一斉逮捕の端緒をつくり、ブラッターを辞任に追い込んだ男」(ワシントン・ポスト紙)一匹狼の老調査報道記者アンドリュー・ジェニングスが10年に及ぶ執念の取材のすべてを記す。
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Posted by ブクログ
けっこう時系列が前後する上に、ブラッター会長視点の文になったり、冗談混じりの語り口がわかりにくかったり、わりと読みにくい感じはありました。
とは言え、ここまでかっていうくらいのFIFA幹部の腐敗ぶりに圧倒されるし、
日韓のときの韓国寄りの判定も本当に仕組まれたものだとさらっと書いてあってびっくり。
そうか、これまで見てきたワールドカップは全部、賄賂で開催国決まってたんだなぁ…
この著者も最近亡くなったらしいし、
現状のFIFAがどんだけマシになってんのか、なってないのかが気になります。
Posted by ブクログ
資金洗浄、軍事独裁政権との癒着、韓国戦他での八百長…。幹部一斉逮捕の端緒をつくり、ブラッター会長を辞任に追い込んだ英調査報道記者が、15年に及ぶ執念の取材のすべてを記す。賄賂リストの写真も掲載。
調査報道の手本のような力作だった。アヴェランジェ、ブラッターらがいかに長年FIFAを食い物にして私腹を肥やしてきたかがよくわかった。ついでにIOCも似たようなものだということも。またさんざん言われてきたことだが、日韓W杯における韓国戦絡みの八百長のこともしっかり書かれていた。
(B)
Posted by ブクログ
腐敗のフルコースに途中からお腹いっぱいに…。FIFAで汚職に絡んで大量逮捕があったのは記憶してたけど、ここまでとは…。細かい汚職の手口は難しいしそもそも読みやすいとは言えず飛ばし気味に読んだけど、FIFAのドス黒さはよく分かった。
子供ながらに昔思ってた、アベランジェっていかにも悪者みたいな顔してるなーとか、ブラッターで絶対裏で悪いことしてそーだな〜とかの印象論は外れていなかったのか…笑
でもこの2人は逮捕されていないし、W杯はカタールで開かれるし、まだまだ闇は深そう。
見えてるものじゃわからないのな、世界は。