【感想・ネタバレ】司馬遼太郎短篇全集 第八巻のレビュー

あらすじ

司馬文学に新しい光をあてる豊かな短篇小説の世界
第7巻にひきつづき『幕末』『新選組血風録』としてまとめられることになる作品が中心となるころ。『竜馬がゆく』『燃えよ剣』と並行して書かれている

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Posted by ブクログ

『逃げの小五郎』
幕末期、禁門の変(1864年)以降、桂小五郎がどのような経緯で長州へ逃げ仰せたのかを、出石藩の武士、堀田半左衛門の視点で描いた短編。

武士でありながら、殺さず、逃げることを信条とした桂と、道中で彼を救った人たちの仁侠物語。桂小五郎という男、ニヒルで無骨ながら男女からめっちゃモテる。セクシーだけど不器用なところが庇護欲をくすぐるのだろう。往年の田村正和が演じてそうな雰囲気がある。パートナーの幾松がスパダリ(女性)。

オーディブルで視聴。田中秀幸さんの声はとても耳馴染みが良い。

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2023年01月19日

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