あらすじ
闇の精霊だけに心を許し、長年引きこもりを貫いてきた魔術師の少女ビオレッタは、突然「光の巫女」に選出される。しかも巫女修行をサポートするのは……並外れた腹黒さを秘めたアレサンドリ神国王子・エミディオで!? 目指せ、任期最短の「光の巫女」!? そのうえ……ゆくゆくは王子様と政略結婚することに!? うしろ向きに前向きな、ザンネン姫の奮闘・成長・時々涙のラブ・コメディ。
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ひきこもりシリーズ第1巻!
コバルトの紙の文庫でも持っていますが、スマホで読みたくて電子書籍でも購入しました。
巻を追うごとに登場人物がつながっていって、あの人はその後どうなった!?的な楽しみも味わえる。各巻それぞれ独立したストーリーなのに、単品でも読める、他にはあまり見ない形式が良いです。
この「ひきこもり姫」がすべての始まりですし、シリーズ通読してから読み返しても思わず笑ったり泣いたりしてしまいます。ビオレッタはもちろん、アメリア大好きです。おススメ!!!
Posted by ブクログ
可愛いイラストに惹かれて手に取りました。よく見たら上に真実の姿がうっすら写っていて笑いました。挿絵も可愛いですよ。私はp157とp249の主人公とp199の黒猫が可愛いと思います。
とりあえず難しいことは考えずさらっと読んで楽しんで、ちょっと時間経ってもう1回読み返すと別の視点から見れて楽しいと思います。
黒猫(中身は精霊)や他の精霊に支えられてなんとか生きていた主人公が決死の思い出外に出たら面倒な使命を与えられて、周りの人に支えられながらコミュ障を克服して更に幸せになっちゃうお話です。
使命のため毎日頑張って、時間ができると心の支えで癒しの精霊がが集まる王子のところへお茶しに来るけれど、王子本人にはあまり興味がない様子。
そもそも引きこもりなのであまり現実の恋愛がよくわからないので、主人公のことが気になっている王子が振り回されていてちょっとかわいそうです。かわいいです。
幼いころのトラウマで人と関わるのが怖かった主人公が、一見キラキラしているけど腹黒で、でも人に見せない心のなかは黒いばかりではない。
王子に出会って彼女の人に対する見方変わって、それが更に幸せにつながるっていいですね。
私は黒猫が好きです。人の形をとるならぜひ見てみたいなぁ。
Posted by ブクログ
闇の精霊をこよなく愛し引きこもりを貫いてきた魔術師のビオレッタが何故か真逆に位置する「光の巫女」に選ばれてしまう。引きこもり生活に戻りたいビオレッタは任期最短の光の巫女を目指すことに。その上、巫女修行をサポートしてくれるのは闇の精霊に愛されすぎる腹黒王子エミディオ。闇の精霊が見えるビオレッタはエミディオのキラキラすぎる天使の微笑みの裏に真っ黒な本性があるのに気づいていた。けれど闇の精霊を背負う彼の背中から目が離せない。しかもそんな腹黒王子様と政略結婚することに…。
闇の精霊を愛し、引きこもりたいと願うビオレッタですが、彼女は絶世の美少女。周りがほっとかないでしょう(笑)その上、相手役のエミディオは自分のハイスペックな要素を武器にビオレッタを手に入れようと外堀からしっかり固めて彼女の逃げ道を塞ぎ、しかもビオレッタの大好きな精霊たちに否応なしに好かれる体質。そんな腹黒王子にあっさり捕まってしまいましたね(笑)まぁエミディオも幼い頃は苦労をしていたようですが今が幸せなので良かったのでは…。コメディ要素が強く笑いながら読ませてもらいました。ビオレッタとネロの関係も良かった。イラストも綺麗でした。
皆んなが不器用。
久しぶりにコバルト文庫さんを読ませていただきましたが大人でも楽しく最後まで読めました。
登場人物が皆んなクセが強くて笑えました。不器用だったり天然だったりピュアだったりと。笑
ネタバレになるので多くは語れませんがヒロインとヒーローが不器用ながらも成長しつつ、恋を育んでいく過程が良かったです。