【感想・ネタバレ】ドイル傑作集(III)―恐怖編―のレビュー

あらすじ

イギリスの片田舎の畑で発見された血の染みたノートブック。そのノートには恐るべき怪物との闘いが記されていた。草創期の飛行士が大空で出会った怪物との死闘を、手記の形で描く『大空の恐怖』。中世の革製の漏斗(じょうご)に記された文字と刻まれた傷跡の意味するものは……。中世の残酷な拷問を扱う『革の漏斗』。ドイルの短編のなかから恐怖をテーマとした傑作6編を収録する。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

短編なので、通勤電車で読むのによい。
ちょっと怖い話なので、一人っきりで読むより、電車の中の方が嬉しい。
長編の文庫を電車で読んでいると、終点までに読み切らないと、どうしても、お昼休みが待ち遠しくなってしまう。

短編は、ちょうど通勤電車で読み切れる長さなので嬉しい。
シャーロックホームズがでなくても、
シャーロックホームズの話とどこが相似か、どこが対称的か、
どこが類似の題材かなどを考えながら読んでいると面白い。

できれば殺人がない物語が嬉しいのですが。

0
2011年10月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『大空の恐怖』
高度2万フィートの上空で続く事件。首をもがれた操縦士。発見されたジョイス・アームストロングの手記。手記に書かれた大空の怪物。海月のような怪物との戦い。

『革の漏斗』
友人リンネル・ダクルの家で見せられた革でできた漏斗。漏斗の中に書かれた謎のイニシャル。その日から夢に現れるようになった美しい女性。ルイ14世の時代に起きた事件との関係。

『新しい地下墳墓』
友人の研究者と共に新しく発見した地下墳墓の調査に向かった男に仕掛けられた罠。

『サノクス令夫人』
生涯ベールを取らないと1千減した令夫人と夜中に呼び出された医師に仕掛けられた罠。

『青の洞窟の怪』
ドクター・ジェイムズ・ハードキャッスルの手記。現地の人間アーミティージの恐れる青の洞窟の怪物。殺される羊。怪物により殺害されたアーミティージ。ハードキャッスルと洞窟の怪物との戦い。

『ブラジル猫』
従兄弟に金を金を借りに来た男。従兄弟が飼うブラジル猫の恐怖。

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2011年03月26日

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