あらすじ
刺殺された材木屋の番頭の腹に刺さっていた脇差は、豊之助の弟弟子のものだった。同心の探索に手を貸しながらも、無実を祈る豊之助だったが……。 書き下ろし長編時代小説第四弾!
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Posted by ブクログ
千野隆司さんの好調シリーズ、雇われ師範・豊之助№4「家宝の純刀(なまくら)」2016.12発行です。三千石大身旗本永田家の三男、永田豊之助24歳、剣の道を極める思いで、荒れた来栖道場の再建と借金の返済に。金貸しお若婆さんの手先になり用心棒となって。道場の隣りに住む稲荷寿司屋を営む文太郎とその娘お美代20歳(お若の孫)。豊之助とお美代、お互いを意識しながらぎくしゃくした関係が続いていましたが、本作ラスト、一気に大接近ですw!
Posted by ブクログ
豊之助とお美代、それぞれに縁談が。
お若と借金取りに出かけていくと、昔道場の後輩だった男が、ゴロツキどもと、ゆすりをしているところに出くわす。
時を経て、何とその後輩が材木問屋の手代を刺殺したとの疑惑が。
そこまで悪い男とは思えない豊之助は、、、、。
恋話と江戸時代の武家の内助の苦しさが原因の妬みと嫉みが大きな罠となり、、、。
豊之助たちの活躍が冴える。