【感想・ネタバレ】雪花の虎 3のレビュー

戦国時代の人気武将といえば、必ず名前が上がる「上杉謙信」。
この勇猛果敢な“越後の虎”は、実は女だったという説のもと、謙信の生涯を大胆に描いたこの作品。

『海月姫』『東京タラレバ娘』の東村アキコ先生が描く大河ロマンものってどんななんだろう?とワクワクしながら手に取りましたが、読んでみて大正解でした!
主人公の上杉謙信はもちろん、体は弱いけれど心優しい兄・晴景、謙信が慕い続ける兄僧・宗謙、そして今後のキーパーソンとなる永遠の宿敵・武田信玄…
登場人物の誰もが、強く、美しく、そしてかっこよく、激動の戦国時代を生き抜くさまが、実にみずみずしく生き生きと描かれています。
ときにさく裂する東村節が効いたギャグも健在で、今までになかったわかりやすくて読みやすい歴史マンガとなっています。

また個人的にオススメなのは、ページ下部で唐突に始まる「アキコのティータイム」のコーナー!
上杉謙信を語る上で知っておくべき歴史的背景や登場人物を、東村先生自らわかりやすく説明してくれます。
歴史ものでよく出てくるのが「登場人物が多すぎる!」「時代の流れがよくわからない!」という悩みですが、
東村先生の分かりやすくて面白い説明&アドバイス?(「家来が多くて覚えられないなら覚えなくていいよ!」とか最高!)で
気負うことなく読み進めることができます!
歴史に詳しくなくても大丈夫!戦国時代を男武将として強く生き抜いた女の一代記、ぜひ読んでみてください!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

目頭が熱くなってしまう展開。

あんなに家族想いの景虎なのに、家族を想ってとった行動によってこんな展開になっていくなんてあまりにも理不尽。
だけどこの時代は力を持つとそれだけで周りへの影響が強くて政治にも巻き込まれていくものなのだよね。

綾姉の着物を着た景虎キレイだった。


4巻は来年春まで出ないのか‥。
早く続きが読みたい!

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2016年11月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

やっと読めた!!買ってからしばらく積読書していた「雪花の虎」3巻が読めました!!

ってか、黒田!!許すまじ!

景虎、月を見て生理の周期をはかるのですね。(男性の皆さん生々しくてすんません。)馬に乗っていながら”ピクッ”と気付くあたり、よく分かります。「あ、来た。」とトイレに駆け込みますから。

この巻で新キャラがでます。歯ッ欠けじゃなかったらパーフェクトにかっこいい見た目なのに、前歯欠けてる…。残念でなりません。元は山賊で、図体でかくて、力持ち。そして女好き。用心棒になる小島弥太郎(名前を変えるまでは悪太郎)です。

この弥太郎、虎の言う事はちゃんと聞きます。そして、虎は自分が女であることを明かすのです。そのシーンで弥太郎がひざを折り、「とらさまは、とらさまだ。」という所があるのですが、せっかくのアップなのに、前歯欠けてるし...。残念なイケメンとは彼の事をいうのかもしれません。

後半に、病床の母を見舞う、女装をした虎が出てくるのですが、これはこれで美人!オスカル様がパーティーでフェルゼンと共に過ごすために女装したシーン思い出しました。(年がばれる)

兄晴景と景虎を戦わせようともくろんでる輩がいるようです。次の巻ではそこら辺の話になりそうです。ああ、晴景兄ちゃん、体弱くても好きだから、あっさり死なないでよ!晴景兄ちゃん、綾姉ちゃん、虎で三人でまた花を見てほしい!

と思いつつも、歴史の大きな流れからしたら、かなわない願いなのかもしれません。

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2016年11月25日

ネタバレ 購入済み

戦国時代たいへん

ほんの15歳の子が戦に出たり、両親を亡くしたり、戦国時代って激動ですね。
漫画だから、楽しく読めてるけど実際だったらめっちゃ辛そう。。自分の意思と関係なく兄弟争い勃発するし、家族にめぐまれてるようなめぐまれてないような、、

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2020年06月28日

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