あらすじ
超人気大河シリーズ、四年ぶりの続篇。
人の心の闇に憑き歴史の暗部に蠢く〈妖の者〉と
〈神〉の識格をもってそれを退治する〈空の者〉。
生身の人間では見届けられぬ、太古より続く
両者の戦いに終止符が打たれる時が近づく。
眠り続ける里見十九郎を巡るそれぞれの想いが交差する「緋色の糸の研究」、
路地裏の隠れ家レストラン〈シェヘラザード〉を舞台とする不可思議な“契約”にまつわる物語「千夜一夜の魔術師」の
中篇二篇を収録。
十九郎、忍、亮介、諒、希沙良――。
いかなる運命にさらされるか!?
いよいよ完結目前!
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Posted by ブクログ
着々と終わりに向かっているようで良きです。
なんだかんだ面白いですよ、はい。
これ次で本当に終わる?
かなり駆け足になるんじゃと心配ですが・・・待ってます。
Posted by ブクログ
子どもの頃から読み続けてきたシリーズ。第一作から30年経ってやっと完結編の手前。小学生の頃はお小遣いを貯めて、ドラマCDを買ったりイラスト集を買ったりした、大好きな物語だった。シリーズ完結、寂しいけど待ち遠しい。
Posted by ブクログ
西城は本当に好きなキャラだし、彼がいたからこそ
十九郎は救われてきたと思う。
そして知り合ってからは希沙良もちょうどよい距離感の
貴重な知人だったと思う。
希沙良が西城とハネに撫でられている光景は、なんだか良い。
Posted by ブクログ
最終巻まであと1冊!の前日譚的な。
里見十九郎が眠っている間のジョーアツの話と、目覚めた後のちょっとしたエピソード編。
亮介の力にも限界が見え始めている……てことだけど、大戦が終わったら力ない方が幸せとも言えるな。
Posted by ブクログ
小学4年生から読んでるんですこのシリーズ。
わたしが読み始めたときには既にそこそこの冊数出てて、従姉妹からまとめて譲り受けたんですけど、まさかこんなに大人になるまで読み続けるとは。
始まって30年、未だに完結してなくてうける、と思いつつ、10歳から読んでるともはや自分を構成するにあたり影響を受けすぎた文章だから読むのも止められないじゃないですか。
時折思い出しては出てる分を買って読んでいるんですよね。
というわけで最新巻です。
あと1話(1冊の意味ではないです。お話ひとつぶん、の意)で終わるらしいですよ。
お話は「緋色の糸の研究」と「千夜一夜の魔術師」の2つ。
「緋色の糸の研究」は前巻の終章みたいな内容。時系列的には前巻ですし。
「千夜一夜の魔術師」は次巻の前日譚みたいな感じですかね。
「千夜一夜の魔術師」の、従兄弟2人の空気感がすきでした。雨降って地固まるとはこのことですかね。可愛くてなごみます。可愛いと思えるようになったよ!よかった。よかったね。
ところで若木さんが今になって30年近く前と同じキャストでCDブック作っててうけた。
最初の方のやつはたぶん今も持ってるんですけど、未だにあのキャストの声で再生されるので、なんかすごいなって思います。刷り込みというか、記憶というか、そういういろんなものに対して。