あらすじ
同じクラスの吉永大和がゲイだという秘密を偶然聞いてしまった長谷川唯司。大和の報われない恋に気づいた唯司は、親しくになるにつれ、複雑で不器用で一生懸命な大和の幸せを願うように。いろいろな想いや悩みを抱きながら、夏を過ごす大和と唯司。そして新学期――「吉永ってホモなの？」クラスメイト土井の発言から、大和の周りは騒然となり……。
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全人類読みな
bl作品が好きな人もそうじゃない人も、マイノリティで悩んでる人もそうじゃない人も、とにかくみんなに読んで欲しい。
人にはそれぞれ違った考え方や恋愛の仕方があるんだなって思うし、無条件に自分の味方でいてくれる人を見つけたいし大切にしたいって思える。この作品に出会えて良かった。
間違いなく神作品
1、2巻と続けて読みました。
ストーリー展開はとてもゆっくり、そこまで個性的なキャラも出てこない、だからこそ心に響きました。
この作品に出てくる登場人物には特別強い人はいない。みんなそこら辺にいる普通の高校生なんです。同性愛者だからとか異性愛者だからではなく、高校生だからたくさん悩んで、傷ついて、傷つけて、成長していっているんだな、と。読みながら何度も自分の考えを改めさせられました。
心理描写がリアルすぎて、これはフィクションではないのでは、と疑うほど。
3巻完結の予定だそうですが、どのように「こいものがたり」になっていくのかとても楽しみです。早く読みたい！
ふっ切った
吉永くんふっ切ったなー。真面目で正直でありたいとの精神をよくぞ乗り越えた。
今後の吉永くんはどうなっていくのでしょう。
気になるのに、「みの×しば」に力注がれてる？
もちろん「みの×しば」持ってますけど、こっち先にお願いしますよー
人間らしさを感じます
登場するキャラクターの人間らしさがすごいです。
複雑な感情をそれぞれが持っていて、その時々の状況や思いつきで動いてしまう様子が本当の高校生らしく、丁寧すぎると言っていいほどの描写でどんどん読み進めてしまいました。
主人公がお姉さんと話をするシーンは、主人公の勇気に涙が止まりませんでした。
次巻も楽しみにしております。
とにかく待った‼︎
待ちすぎて、2巻読めた時はその厚いページ数もあってか、どっぷり世界観に浸ってしまった。
大好きだから何度でも読めてしまう。
そんな作品に出会えるって幸せです。
この2巻でようやく、ゲイの大和がノンケの唯司を意識し始める描写が見られました。
どっちが先に好きになるのかな？と思ってたので、ちょっとスッキリ。
完結の3巻を待つのがまた悩ましいですね。
唯司にはぜひとも大和を幸せにして欲しい！
それにしても男同士の友情ってイイな〰︎
匿名
本当に素敵
大和と長谷川の友情関係は本当に素敵。大和がもっと過ごしやすい世界になってほしいなと思うけど、やっぱりそれはまだ難しいのかもしれない。
読み応えある！！
佐倉の登場で吉永の心境にも少し変化があって、だから佐倉と関わった事は結果的に良かったと思うけど、とにかく佐倉のイトコ兄弟がクズすぎた。ああいう無神経な、人の事を何とも思ってないような奴って実際に居る。
あとこの巻では土井。長谷川がいなかったら私が殴ってたわ。
長谷川の彼女との関係も、すごーくよく分かるものだった。好きな気持ちはあるのに無理してるような、そういうのあるよなぁって‥‥。
本当に色んな事が起きた２巻だったけど、リアルな描写が素晴らしかった！
次巻が楽しみ過ぎる！！
日常感がいい。
表紙をみて、この２人がcpで最後幸せになるんだろうと布石をした状態で読み出しましたが、そんな読みも忘れて久しぶりに引き込まれました。
どこにでもいる、どこにでもある日常、のトーンがずっと崩されず丁寧に描かれていて、恋愛というより少しずつ成長しながら変わっていく彼らにすごく惹かれました。とっても面白かったです。
人を好きになること、好きになったからといって、すぐ恋に発展する訳でもなく、気持ちさえ伝えずに終わることだってある。ゲイバレの辛さも、そこからの展開も、それぞれの葛藤がよく伝わってきて、読み終えた今はすぐに読み返せないくらいのボリュームで余韻に浸っているので精一杯ですが、出会えて良かったな、と思う一冊になりました。
２巻でとうとう、あれこれは？みたいな場面が出てきました。もうすでに切ない…これからどうなっていくんだろう。幸せになって欲しいけど、こうなるべきみたいな勝手な期待はせずに続きを楽しみにしたいと思います。
