あらすじ
「次の災厄で、神楽育実(かぐらいくみ)には死んでもらう」育実のバイト先に突然現れ、衝撃の宣言をした紅音(あかね)と名乗る少女。宝績(ほうしゃく)の血筋だという紅音は、災厄の過去と真実を知っているらしい!? 激しい憎悪に呆然としていた矢先、千隼(ちはや)を逆恨みする暴漢に、和樹(かずき)が夜道で襲われて…!? 「災厄なんて、世に放てばいい」と嘯(うそぶ)く少女、そして家族にまで忍び寄る災厄の影――最長生存記録を更新する二人に、新たな危機が迫る!!
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Posted by ブクログ
待ちくたびれた頃に新刊がやってくる災厄。
新キャラが登場したところから続いてるのですが、この紅音という女子が脅威でした。
でも、紅音の登場で災厄の謎の全体像が徐々にはっきりと見えてきました。筋立てが巧妙で興味深くて、読んでいて引き込まれます。
ただ、育実たちにどんな危険が迫ってくるかとページをめくるたびにハラハラしすぎて、千隼どころかこっちまでダメージ受けまくり…!
ニャモが、やっぱりタダモノ(タダ猫?)じゃなかった。
育美が紅音から白夜の直系じゃないと言われて、そういえばあんなに想ってた二人が、他の女性との間に子供をもうけるとか考えづらい話ですよね。うっかりしていた重要案件でした。
エロ的には前回なんか災厄が片付いたらしようねみたいな育実くんのお言葉があって災厄もまだ残ってるし、1年に1巻ずつとして…と絶望的になっていましたが、今回萌えシーンが全く無かったのに読後やっと気づきました。絶望を通り越している。
それくらいストーリーがドキドキハラハラで面白かったわけでもあるんですが。
あ
どんどん新キャラが増えて複雑になっていく…。今回はニャモまで…。それにしても妹さんがニャモを助けに行くシーンはなかった…あの状況でなぜ行くかな?絶対ダメじゃない…。