【感想・ネタバレ】天使の蝶のレビュー

あらすじ

先史時代の鳥類のような奇怪な骨を見つけたのは、廃墟と化した大戦後のベルリンのアパートの一室だった……化学者でもあったプリーモ・レーヴィの世界観が凝縮された表題作「天使の蝶」をはじめ、傑作「ケンタウロス論」、「転換剤」「完全雇用」など15篇。アウシュビッツ体験を核に問題作を書き続け、ついに自死に至った作家の、本邦初訳を多数収録した傑作短編集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

今の時代を見ているようで
非常に恐ろしいように思えます。
と、言うかこれからの人間への警告も
含まれているのでしょうか…

彼は化学者でもありました。
それゆえに、これらの未来の商品に関しては
本当に洞察力がありました。
そのうちの一部は出てきています。

だけれどもその中には絶対に
日の目を浴びてはいけないものもあります。
表題作も然り、痛みを快感に変えるそれも…

著者はどこかに心の闇があったのでしょうか
最後は自殺してしまいます。
貴重な方をなくしましたね。

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2015年12月04日

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