あらすじ
今度こそ、結ばれよう。
事故で記憶を失ったニアは、優しい老夫婦に助けられ、貧しくも穏やかに暮らしていた。だがある日、突然訪れた子爵アレクセイに「君は私の妻セシリアだ」と告げられ、彼の屋敷へと連れて行かれてしまう。戸惑いつつも夫婦として暮らすなか、離れていた時間を埋めるように愛を注ぐアレクセイに、心も身体も満たされていく。しかし、その想いに応えたいセシリアが記憶を取り戻そうとすると、彼は「今のままでいい」と苦しげな表情を浮かべて――?
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
作者の作品で一番好き
甘々も切ないのも大好きな私としては本作はストライクでした。
割と序盤からヒロインはヒーローに惹かれていくのを認めますし、ヒロインが身体を繋げる時の誘惑や会えないでいた寂しさを告げる素直な性格も好印象でした。記憶を失くす前の健気でいじらしい姿も可愛くて良いです。
ヒーローに至っては、ヒロインに対する心情の葛藤や変化、そして絶望などが切々と丁寧に書かれていて大変美味しくてたまりません(笑)
完全個人的趣味嗜好ですが、無理矢理とかプレイとかに持ち込まず、どの濡れ場シーンもお互いの想い合う気持ちを尊重していて好感がもてます。(このレーベルにしては歪み具合が弱いとは思いますが…)
作者さんの読みやすい丁寧な文体と甘く切ないストーリー、キャラも素敵だったので満足の☆5です!
切ない
切ないです。お互いの心情が丁寧に書かれていて、引き込まれます。逆境の中にあっても心優しいヒロインも嫌味なく、ヒーローの溺愛もきれいな感じで良かったけれど、ヒロインの記憶が戻ったあと明かされるヒーローの闇が、重い気持ちになることなく切なさが伝わってきました。きれいなお話だったと思います。
匿名
期待していたほどの切なさ、苦しさ、ドキドキはありませんでした。ヒロイン意外とチョロイし。ヒーローも過去を悔いてるという割には、別れたくない捨てないでと駄々こねるばかり。終いには、君を殺して僕も死ぬとか言っちゃったらただのストーカーですよ。それ聞いて喜んじゃうヒロインもどうかと思いますけど、破れ鍋に綴じ蓋でいいのかな?
ヒーローの過去話は淡々と進み、共感するヒマもなく事件が起こったなあという感じでした。奥様に冷たかったという使用人たちとの具体的なエピソードなどもなく、ヒーローヒロイン二人だけの話で終わってしまいましたね。物語にあまり深みがなくて残念です。