時は大正、新婚旅行中に突如未亡人となってしまった16歳・万里子の異国旅。
気高く、一途な日本人の少女が、異国での差別や文化・慣習の違いに翻弄され、時に裏切られながらも、人を信じ、愛する物語です。
書店員のおすすめポイントは3つ!
その1)万里子の生き様がかっこいい
時代が時代なだけに、人種差別をされたり、利用され騙されたり、異国での旅は万里子にとって優しいことばかりではありません。しかし、どんな時でも誰に対しても、一様に愛を与える万里子の精神がとにかく素敵。愛情深く、そしてチャーミングな万里子のことが、気付けばみんな好きなってしまいます♪万里子の「愛され力」を見習いたい!
その2)インド人の青年・ニーラムがイケメン
価値観の違いから万里子に嫌われていたニーラムですが、いつしか、万里子を支える大切な存在に……。このニーラム、めっちゃイケメンなのです。一見、横暴に見える面もありますが、万里子がつらい時励まそうとしてくれたり、困った時には力を貸してくれたり、とにかくイケメンタルの持ち主!万里子に敬意を払い、彼女を大切に想うニーラムの愛情がとにかくでかい!スケールもでかい!
その3)2人の恋の行方が切なくも愛おしい
今よりももっと世界の線引きがされている時代、身分も国籍も違う2人の間に立ちはだかる壁は決して低くありません。それぞれの信念があり、成し遂げなければならないことがあり、「愛さえあれば」ではかたづけられない問題があるのです。大きすぎる障害を2人はどう乗り越えるのか、結末まで目が離せません!
感情タグBEST3
足の先に触れる
そんな日本にはない習慣が異国情緒を盛り上げる
マリコが随分都合よく渦中に入っていくけど、そこはお話という事で有りですね
このインド編、窮屈なところはあるけど、好きですね
Posted by ブクログ 2016年11月10日
ニーラムへの恋心を自覚した万里子。そんな彼女からの言葉にデレデレなニーラム。甘々な2人にニヤニヤさせられる(笑)物語の舞台はインドへ。面白いんだけどまだまだ続きそう。一気に最後まで読みたいとこだけど、そこまで待てないというジレンマ(笑)
Posted by ブクログ 2016年10月23日
インド編に突入。ラブラブしているシーンが増えてにやにやする。可愛い。
読後、話はまだまだ続きそうだな――と感じた。結末まで一気にまとめて読みたい作品と思う。
Posted by ブクログ 2016年10月20日
相変わらず良かったー!
ラブラブな二人…可愛い。万里子も相変わらずまっすぐと生きていてすごく好印象。インドでもがんばれー!って素直に応援したくなる。
ニーラムが王子してるから、二人は身分差の恋なんだと改めて2人の障害の大きさを感じた。