【感想・ネタバレ】マダム・プティ 4巻のレビュー

あらすじ

1920年代のパリ。婚約者に去られた万里子に何かと縁のあるインド人青年・ニーラムは、藩王国の第二王子だった──!母の仇である実兄・パドマを殺すというニーラムを止めようとした万里子は、共に訪れた屋敷で火事に巻き込まれて…!?

...続きを読む

時は大正、新婚旅行中に突如未亡人となってしまった16歳・万里子の異国旅。
気高く、一途な日本人の少女が、異国での差別や文化・慣習の違いに翻弄され、時に裏切られながらも、人を信じ、愛する物語です。

書店員のおすすめポイントは3つ!
その1)万里子の生き様がかっこいい
時代が時代なだけに、人種差別をされたり、利用され騙されたり、異国での旅は万里子にとって優しいことばかりではありません。しかし、どんな時でも誰に対しても、一様に愛を与える万里子の精神がとにかく素敵。愛情深く、そしてチャーミングな万里子のことが、気付けばみんな好きなってしまいます♪万里子の「愛され力」を見習いたい!

その2)インド人の青年・ニーラムがイケメン
価値観の違いから万里子に嫌われていたニーラムですが、いつしか、万里子を支える大切な存在に……。このニーラム、めっちゃイケメンなのです。一見、横暴に見える面もありますが、万里子がつらい時励まそうとしてくれたり、困った時には力を貸してくれたり、とにかくイケメンタルの持ち主!万里子に敬意を払い、彼女を大切に想うニーラムの愛情がとにかくでかい!スケールもでかい!

その3)2人の恋の行方が切なくも愛おしい
今よりももっと世界の線引きがされている時代、身分も国籍も違う2人の間に立ちはだかる壁は決して低くありません。それぞれの信念があり、成し遂げなければならないことがあり、「愛さえあれば」ではかたづけられない問題があるのです。大きすぎる障害を2人はどう乗り越えるのか、結末まで目が離せません!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

購入済み

頑張れ!マリコ!

ニーラムの闇ってもっともっと深いんじゃないかと思う。
インドの王様なんて聞くと人の影響なんて受けなそうだけど、
マリコならできる、できてしまう気がする
頑張ってと応援したくなる

0
2021年09月08日

Posted by ブクログ

和と洋との融合の世界観が素敵。
まりこは、いじらしい。いい子。
しゅん様が自分の中では既に空気&なんとなくモブ顔に見える。
ニーラムの折りヅルの祈りが切なすぎる。続きがでるの遅いな(ノД`)くうー、気になるよ

0
2014年08月16日

Posted by ブクログ

1920年代のパリ。
婚約者に去られた万里子に何かと縁のあるインド人青年・ニーラムは、藩王国の第二王子だった──!
母の仇である実兄・パドマを殺すというニーラムを止めようとした万里子は、共に訪れた屋敷で火事に巻き込まれて…!?

0
2015年01月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ニーラムの意外な一面が面白くて可愛いかった4巻。メイド姿に怪談嫌い。今までとのギャップに「この愛い奴め」と思ってしまった(笑)ニーラムが兄への復讐を果たそうとしたのを力づくで止めた万里子。その後、変わり者のパリジェンヌ・リディに助けられた2人はリディの別邸で過ごすことになるのだけれど、そこでもひと悶着あったり。価値観の違いを思い知る4巻。それでも、万里子はニーラムのことを知った上で彼を止めるか決めたいと望む。「自分を止めてほしい」と望みながらも復讐に突き進むしかないニーラムを追いかけるため、万里子は彼の後を追う。続きが非常に気になる展開なので早く発売してほしい(笑)

0
2014年08月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

価値観の違いは考えの違いを生む、というのをつくづく思い知らされた本巻。
同じ日本人でも分かり合えないのに外国人とはもっと大変だろうと思う。
千夜一夜物語が出て来たのは嬉しかったです

0
2014年07月24日

Posted by ブクログ

じわじわ近づく二人の距離。二人の不思議な関係につける名前はなんだろう。個人的には「戦友」があうような気がする。早く恋に発展するのがみたい。まだ起承転結の承くらいだろうと思うので、面白いのはたぶんこれから。期待しています。

0
2014年07月25日

Posted by ブクログ

なんかとっても行き当たりばったりなんだけど、知り合いの知り合いに拾われてどうにかなったり、万里子とニーラムは強運すぎるだろう…。
しかし万里子の強かさと健気さはこの巻でも健在である。どこまでが夫(…と言っていいのか)のしつけで、どこからが彼女自身の持つしたたかさなのか、ふと気になった。

0
2014年07月18日

「少女マンガ」ランキング