感情タグBEST3
史上最低のクソ漫画です!
作者が思いつく限りひどい仕打ちを主人公に浴びせるそれだけの漫画でメッセージ性やテーマなど微塵もない!
三丁目の夕日に謝れと思いました
自分はこういった作品が楽しめない体質という訳ではなくむしろ好きなのですがそれでも楽しめなかった古屋兎丸のグロいだけの話よりもひどい
ですが悔...続きを読むしいけど最後のあとがきの部分まで全て読んでしまいました…
二度と読むつもりはないので保管に移動させようと思いますが何年かたって忘れた頃にこの漫画を思い出しまた読んでしまわないことを願って頭の中からこの記憶を消そうと思います
主人公がスピーディーかつ派手に不幸になっていく話でした。グロテスクな描写もふんだんに取り入れられており、非日常感を感じながらも、普通の少し貧しいだけであった家庭がほんのささいな原因からの事故で崩壊してしまうという話。誰にでも起こりそうな出来事で進んでいく展開は、自分の心に共感のようなものを与えながら...続きを読む進んでいくため、どこか寒気がするような感覚を覚えました。登場人物はいい塩梅でクズばかり(主人公を救えそうで救えないギリギリのライン)。結末も含めて、最高に胸糞悪い作品でした。この世に潜む不幸を抉りとって晒してくるこの作品をまた忘れた頃に読みたい。不幸の頂点は、この作品にあると思います。
これはスゴい。
読み終わった時には絶望感が快感に変わるなんとも不思議な気持ちになった。
現実に置き換えるとなんともいえない気持ちになる。
でもこれは名作だ。
こんな気持ちになったのははじめてだ。
出会えて良かった。
Posted by ブクログ 2024年05月03日
不幸が続くこともあれば不幸でない時もある。不幸でないことは幸せなのか。幸せというのは誰かの犠牲がないと成り立たないのか。ただ、誰かの不幸の上で成り立つ幸せは、優越感も同時に満たしてくれる。
奉仕する人、される人、人間は実際のところこの二種類にしか分別されないのかもしれない。
Posted by ブクログ 2023年07月30日
何度も読むものでもないが軽やかに始まる前半を何度も読み返してしまう。キチガイになる前に彼はハッキリとわかっていたのだ。この世に「差」があり自分がその低い側にいることを。それは競争というような牧歌的な話ではなかった。人間に挟まれて生きる僕らは、そんな平和な生き方をしていない。改めて何が幸せで何をして生...続きを読むきるのかを問うことになる。そしてこれを読んでしかその生き方を噛み締められない自身に何か引っかかりを感じながらも、やはりこれは生涯心に残る傑作だと思う。世の中の99.99%の共感は得られないはずだが、この作品を持って自分は漫画が好きだと思った。
Posted by ブクログ 2016年04月20日
この作品に星をいくつ付けるかで人間性が判る気
がする。
星5つつけた人は自分も含めて、おそらく悪趣味だ。
星一つの人は作品から逃避し、ネガティブな物語を拒絶した人だ。
勿論、喧嘩を売っているわけではないが、正直物語も画もわざわざ持ち上げられるような深いものではない、ただ、酷評するにはフックがありすぎ...続きを読むる。
星2〜3をつける人が最も公平性を持っている。
それほどまでに酷い読後感だし、ここまで救いのない話を僕は知らない。真に胸糞悪い話は切った張ったで容易に作れる代物ではない。
Posted by ブクログ 2012年09月26日
「なんだよテメエは、中卒だろ?
「気持はわかります」だあ?
いったいテメエに何がわかるってんだよ、中卒のテメエによう。
えっ? 言ってみろよ。」
Posted by ブクログ 2011年11月16日
お化けや妖怪なんかより、人間が陥穽に陥る事の方がよっぽど恐ろしい。
そんな当たり前の事を描いた漫画。
こうならない保証など、大金持ち以外、誰にもないという風で、今までに見た恐怖漫画の中で最も怖かった。しかも、作者は恐怖漫画と思って描いてないに違いない。人間しか出て来ないと、ここまで醜悪か。
Posted by ブクログ 2010年12月19日
所々にギャグ漫画のような変な軽さがちりばめられているのですが、内容は真逆で悲惨そのもので、作者が挿入するこの軽さが逆に薄気味悪く感じました。
読むと色んな意味で、狂気を感じます。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
不幸のジェットコースター、見ていると傷つくように癒される
わけがない。
すごい作品だと思うけど、醒めた目線はいただけない。
それは私がたけし側の人間だからかもしれない。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
面白い漫画は多々あれど、今まで読んだ漫画で最も衝撃的だったのはこの作品。
「三丁目の夕日」と勘違いしている人もいるかもしれないが全くの別物。
というかむしろ「『三丁目の夕日』見てほのぼのしているヤツ、全員これでも喰らえ!!」というカウンターカルチャーとなっている。
不幸とそれがもたらした狂気。...続きを読む
とにかくグロテスク。
それでも何故か笑ってしまえる自分がいる。
葬式でついつい笑うという蛭子さんもこれを読んできっと笑ったことだろう。
80年代サブカルの金字塔とのことだが、それも納得。
俺もいい車乗っている同級生に「この車、百万円くらいするんだろう?」と聞いてみたい。
以前、「たけしの元気が出るテレビ」で高田純次が同じようなことを芦谷のお坊ちゃん達に言っていたのをやけに覚えているのだが、もしかしたら彼もこの本を読んでいたのかもしれないと思った。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
これで山野一を集め始めました。衝撃です、こんな救いようの無い漫画初めて!!読み終わってすぐまた3回くらい読み返しました。すんごーーーい面白い!! 文庫で読んだのだけど、絶対にそのうち大判で入手してやると思っております。 だってこれは大きいサイズで読まなくちゃー! お父さんのあのシーン(ネタバレ防止)...続きを読むとかさ、文庫じゃイマイチ迫力でないもんね。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
工場労働者を軽蔑し、低学歴を軽蔑する。山野の嫁(?)のねこぢるとは比べものにならない差別意識の顕在化、暴露が見事。
とにかくグロい。性的なシーンも少しはあるが、全然エロくない。グロいだけ。
吐き気を伴う気持ち悪さ。読後感最悪。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
なんか読んでてここまでヤな気持ちになるマンガってそうそう無いです。
現実と一緒で一切の情けとか救いが無いです。ヤルセナイ。
何かこう考えることのムダさとか、読んでて感じます。
悲しいといえばこの本の表紙が素敵なのにノーイメージなところ。
普通に有り得る事なんだと。
不幸が不幸を呼ぶ主人公の一生。
ただ、こういう人生も実際にありえると言うこと。
不幸の分だけ幸運があるとは言うが、人生の歯車が合わなければこう言うこともあると見に染みる作品。
匿名 2023年02月13日
これでもかってぐらい凄惨な展開が続く漫画は初めてです。
ねこぢるの方は読んだことがありますが、こっちはねこぢるよりも直接的で強烈でした。
今の時代このような漫画を目にする機会はあまり無いと思うので、ある意味オススメです。
主人公の不幸さを見せられている様に感じてしまって、気持ちの上下に共感するには主人公の心が早々に折れすぎだったり、展開が早すぎたと思います。グロが苦手な人にはお勧めしません。ラストのコマがすごくいい。
Posted by ブクログ 2017年01月06日
結果だけみればただの悪人なんだけど、経過をみると理不尽の連続で一度転がってから落ちていくスピードの速いこと速い事。
誰にでも起こり得る不幸への入り口は割と身近にあるんですよって警鐘って事で読むと良いと思います。
Posted by ブクログ 2013年12月22日
このマンガが描かれた80年代半ばといえば、日本経済はバブルの入り口、世界史上まれに見る同質化社会が完成期~爛熟期に達しつつあったとされるころである。しかし、ここで描かれる世界は究極の「天国とウルトラ地獄」(ほぼ99%地獄側しか描かれないが)。
「この世には2種類の人間、奉仕する人とされる人しかいない...続きを読む」なんていう台詞を財閥御曹司に吐かせてみたりするあたり、そもそも「平等幻想」を逆手に取ったリアリズムなのか。
あとがきで根本敬に「ハンパじゃないな」と言わしめる嗜虐趣味全開の作品世界の中で、あえていえば、犯罪者の処遇という点で20年という歳月を感じてしまう。
Posted by ブクログ 2012年11月01日
なるべくしてなった不幸、としか言いようがない。
まずは父親の、それも怪しい金融業者からの借金。そしてちんぴらの溜まり場を待ち合わせに指定する女。そして主人公が選ぶ仕事場。家族の団結の方向も誤っているし、これで不幸にならない方がどうかしている。危険予知能力が低すぎる。これは時代背景とは無関係だ。
学ぶ...続きを読むべきは、貧困は人を壊す、という事実。借金は不幸の芽。
本当の不幸は、幸福でも不幸でもなく中庸に生きて、したいことも出来ずに、かといってしたいこともわからないままに死んでゆくこと、ではないだろうか…
けれど、破滅してゆく人間はこの物語の主人公のように、つい悪いほうを選んだことが積み重なってそうなるんだとリアルに実感させられる。
Posted by ブクログ 2010年07月04日
あとからあとから心に沁みる。
ありえないくらい不幸続き、
見てられないくらい悲惨な筋書き。
絶望と楽観って、こんなにも紙一重。
ナットを投げて、波紋の中に
幸せだったあのころを思い出すたけしが
どうしても忘れられない。
傷つくように感動するんじゃない、
感動するみたいに傷ついてるんだとわたしはおもう...続きを読む。
匿名 2023年08月21日
この世に憎しみを抱いてそうな作品。
読むと鬱になると聞いて読んでみましたが、そこまで鬱になりませんでした。
あと主人公が狂う描写は説得力ないなと思ってしまいました。
Posted by ブクログ 2022年05月15日
だいぶ昔に買って売ってしまった本。時々読みたくなる。
胸糞漫画読んでひたすら落ち込みたい時にはうってつけ。
人生が軌道に乗りつつある主人公の身内が事故に会い始めてからどんどん転落していく話。
不幸なシーンが少しコミカル調に描かれててそれが事態の深刻さとチグハグで余計目を覆いたくなります。
Posted by ブクログ 2021年05月03日
不幸の底へ底へと転落していく主人公をただただ描き続ける、という形式のサブカル漫画。
転落の話だけれど退廃の美はなく、実験的な作品というわけでもおそらくなく、登場人物たちへの同情の目線は感じられず、もちろん教訓の欠片もない。全編に渡る投げやりな虚無と、局地的な不幸をカタルシスとして感じさせる後味の悪さ...続きを読むだけが、読後に残る作品。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
読んだ日:2001/08/07
買った日:2001/08/07 15:05
買った所:タコシェ
値 段:\571+税
売った日:
売った所:
値 段:
登録日:2007/05/07 01:19:44
Posted by ブクログ 2009年10月04日
特殊漫画家といえば根本敬ですが、山野一も僕の中では同じくらいの特殊な漫画を書く人です。言わずと知れた?故ねこぢるの旦那様。ねこぢるのラリってる旅行記の男性のほうは山野氏ですね。これは86年の作品。どこまでも救われない内容だが、しかし真理といえば真理。やるせなくなるが、世の中にはどうしようもないことも...続きを読むあるということ。一読をオススメします。
どこかで高評価だったので読んでみたのですが、期待ほどではありませんでした。
子供がみるのには適していないグロさはありますが、大人が読んでもショッキング度は低いと思います。