あらすじ
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他族の支配から救いだす勇者を待つ姉妹の前に現れたふたりの若者。『太陽の牙』の暴君タイバルの父・タグタイの活躍を描く。
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Posted by ブクログ
草原の民ユルンの年代記5巻の内第4巻。
20年以上間を開けての再読。
ユルンサーガ全体の印象については「月の巫女」に書いてます。
大きく時代を飛ぶユルン・サーガの、「月の巫女」から「太陽の牙」へ繋がる物語。
ここにも、夢を取り替える話や穢れの王の話、それからとてもたくさんの印象的なシーンがちりばめられています。
一つ一つが深い物語を秘めている出来事。これは全編を通じて言えることなのですが、本当に贅沢な物語だと思いました。
二羽の幼い鷹がどのように育つのか。ひょっとしたらそれも語られていない物語なのかも知れません。