あらすじ
ありうべからざるもう一つの京都に住まうミステリ作家が遭遇する怪異の数々。濃霧の夜道で、祭礼に賑わう神社で、深夜のホテルのプールで。驚愕と忘却を繰り返し、ついに世界は目眩めく終焉を迎える――!?
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Posted by ブクログ
やはりこの世界観が面白い。
今回は猫縛りが多かったような気がしましたが、愛猫家の綾辻さんならばですね。
今回で終わりということですが、続きもありそうなので期待です。
Posted by ブクログ
★4。
あいかわらずわけがわからない不安感に満ちてたなぁ(笑)なんかこう、しばらくぶりにこのシリーズ読んだから、初めの2話くらいは無性に不安になったね。自分の生きている世界も、「私」の世界のように不安定で覚束無いものなんじゃないかという気がしてしまう。そこが面白いところだけどなー。
つか、前はもっとただただ淡々とおはなしが進んでた気がしたけど、違ったっけ?今回はやけに擬音表現が多かった気がしたなー。前のを忘れてるだけかしら。
綾辻先生は難解というかトリックとかが複雑だったりグロだったりするからこの深泥丘シリーズは唯一読みやすかったんだけど、うん、また続き書いてほしーなー。
Posted by ブクログ
深泥丘シリーズ完結。
他の著作をみると共通点が見つかるらしい。
解説を読んで「円環」という言葉でつながった。
そういえば切断の話でも円環出てきてた。これはキーワードだったのか。
怪奇幻想でありながら猫密室とのようなゆるっとしたジワジワくる話もまじっているところがまたいい。
そしてすべて…のような気がするとして、そして時間が経つと記憶が曖昧になって、変なこともなんとなく受け入れてしまう世界。吸収してしまう世界観がすごいと思った。
Posted by ブクログ
「――ような気がした」という主人公が良く使うフレーズには隔靴掻痒の感があり、相変わらず居心地の悪さを感じる。
曖昧模糊として捉えどころのないストーリーがこのシリーズの特徴ではあるのだが。
今回の作品にはゾゾゾと背筋が寒くなるような怖さはあまり感じられなかったが、著者の自虐的ネタがいくつか見受けられ、ニヤリとした。
お気に入りは終盤の2作品。
『猫密室』は、周囲を何百匹、何千匹の猫でびっしりと埋め尽くされた一戸建ての家で死体が発見されるというミステリのプロットを主人公が思いついたという作品だが、これは是非綾辻氏に実際に書いてほしいと思った。だって「その猫たちにはまったく人に踏まれた形跡がなかった」などというシチュエーションは笑えるけれどもワクワクする謎ですから。
また、最後の『ねこしずめ』に出てくる「猫柱」という怪現象を自分が目の当たりにしたことを想像すると、その異様さと壮大さ、そしてある種の荘厳さには圧倒される思いがすることだろう。
このシリーズもこれで終わりというのは寂しく思う。ミステリではないので、謎がすべて解明されるということはない。今回、明らかになったことは、主人公の妻である由伊と咲谷看護師との関係性くらいだった。
Posted by ブクログ
深泥丘奇談最終巻。
このよくわからない不気味さが明確に暴かれることはなく終わってしまったけど、何となくこういうことかな…という解釈。
主人公は、忘却の面を過去に被らされたことがあった…?だから過去の記憶が虚になっている。普通3巻にもわたる不気味なことが身の回りで起きたら引っ越すものな…?
タマミフルを過去に服用したこともある?
そして主人公は、巨大な黒い鳥でもありクジラでもある?この島にとっての神格的な、なにか。
やはり館シリーズが1番好きだと感じた。
・タマミフル
・忘却と追憶
・減らない謎
どれだけ努力しても寝てる間に口の中に高カロリーを入れられているとしたら最悪すぎる。めちゃめちゃ腹立つ。けど、世の中的には飢餓で苦しむ人の方が多いからそんな薬があったら良いのではというのには納得した。
・死後の夢
・カンヅメ奇談
・海鳴り
・夜泳ぐ
・猫密室
・ねこしずめ