【感想・ネタバレ】ソウル・コレクター 下のレビュー

あらすじ

盗まれる個人情報、改竄されるデータ。知らぬ間に罪を着せられる恐怖!
殺人容疑で逮捕されたいとこを無実とみたリンカーン・ライムは、冤罪とおぼしき同様の事件の発生を突き止める。共通の手がかりが示したのは、膨大な情報を操る犯人像。真相を究明すべく、ライムのチームは世界最大のデータマイニング会社に乗り込むが――。データ社会がもたらす闇と戦慄を描く傑作!

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Posted by ブクログ

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下巻に入ってからはノンストップの一気読みしてしまった。後半反撃が始まってからの、犯人の万能っぷりが笑っちゃうほど凄いので、データ社会の恐ろしさもしっかり刻み込まれました。プラスキーはいい警官だなぁ。とても真っ当で彼がいると安心する。末長くチームで活躍してほしいなぁ。

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2014年05月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久々にリンカーン・ライム作品。
どんでん返しはあんま感じなかったけど、ストーリー的には面白かった。
情報を簡単に操作されて、それによって身に覚えのない罪を着せられて、、、怖すぎる。
SSDが把握してたような個人に関するデータって、実際どのくらい集められてるんだろう。
急にQRコード払いとかスマホ決済が怖くなってくる、確かに現金払いがデータ的には最も残らないな。
パミーが出てきて、おぉ〜ってなってたら、最後の最後でまさかのウォッチメイカー!
リチャード・ローガンの事件は本筋とどう絡んでくるのかと思いながら読んでたけど、
そういう絡み方ね、楽しませてもらいました。

次はキャサリン・ダンスシリーズに手を出してみようかな。

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2022年03月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

(上巻より)

しかし、何よりも気になったのは、ブラスキー刑事。
マロイ警部が殺されてしまったのもあり、
前作以上に殺されてしまったのではないかと、はらはらした。
怪我で済んで良かった。

あとは、情報を持ち出した方法が、手書きというのはちょっと。
さすがにそれでは、持ち出せる情報量が限られてしまうので、
「神」と呼ばれるほど全知全能にはなれないだろう。

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2019年02月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回は意外性に少しかけたかな。
いつもは、まさかその人がっ!!てなることが多いんだけど、今回はノーマーク過ぎて誰だっけって思い出すのに時間がかかった。
ライムが先を読まれて仲間を失うのは駆け引きの緊張感があって面白かったけど。
アメリアが危険な目に遭うのは定番だけど、今回はそこまでヤバい感じがしなかった。
全体的に面白かったけど、前作のウォッチメイカーの方が個人的には好きかな。

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2013年02月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

やっと文庫になったしと思って読み始めてみたものの…なんかこれまでのリンカーン・ライムシリーズと違う気がしてならなかった。何が違うのか色々考えてみたら、まずはグリッド捜査や科学捜査のシーンが少ない気がする。そこが醍醐味なのになんだか残念。その分なんだが潜入捜査やアリバイとかを推してきて、なんだかキャサリン・ダンスの影響か?とか思ったりもした。ただプラスキーの活躍は個人的には嬉しい。あと物足りないのはなんといってもいつものどんでん返しがない。なんとなく最後まで予定調和というか…いつもは数カ所で思う、やられた!とのが一度もなく、なるほどなるほどと思っているうちに読み終わってしまった。最初に出てくるロンドン市警を巻き込んだ事件が絶対にどこかで絡んでくるんだろうと思っていたら、最後の最後まで絡んでこずがっかり。しかもそこでウォッチメーカーなのかって思ってしまう。新作に出てくるらしいのでその布石なのかもしれないが。最後の最期に伏線を全部回収していくのがこのシリーズの醍醐味な気がしたのに、次回への布石で終わるとは少し残念。
ただ次回作への楽しみが1つ。サックスはどんな新車を買うのか(笑)
ストーリー自体は全てを知る男という情報化社会の産物のような犯人の話だが、文庫になってしまう間に話題としてもはや古いものになってしまったように思う。出た頃に読んでいればまた違ったのかもしれないが、今では少し違うよなと思ってします。
そういう意味でも新作は文庫になるのを待つか、すぐ買うか悩むところです。

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2012年12月17日

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