【感想・ネタバレ】新装版 余燼(下)のレビュー

あらすじ

幕政を執るべきは、一橋治済(はるさだ)にあらず松平定信だ。難敵志紀伝八と誠一郎は死闘を演じ、98人の火消を率いた常吉が、小平太が綿密に練った作戦を実現していく。江戸城に向かう打ちこわしの群れが、世直しへの道標(みちしるべ)となるはずだった。だが定信は、擾乱(じょうらん)に関わった者たちの抹殺(まっさつ)へと転じ……。

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Posted by ブクログ

なかなか奥深いものがあり、さすが北方さん、単なる剣豪小説じゃないね。松平定信も単に悪いやつではなかったし。主人公の誠一郎だけでなく、沢井や常吉、土屋なども魅力あり。

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2018年11月25日

Posted by ブクログ

打ち壊し騒動に関わった火消したちが殺されていく。松平定信と一橋治済との暗躍に巻き込まれていく誠一郎と常吉。
庶民の怨念がパワーを呼び、ある種の革命的な大騒動を生み出す。

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2022年01月12日

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