【感想・ネタバレ】新装版 余燼(上)のレビュー

あらすじ

田沼意次(おきつぐ)失脚後の空白に、交わされる暗闘。甲府勤番の影井誠一郎はかつての友を斬り、江戸に出た。誠一郎を護衛につけ、沢井小平太は持ち前の弁舌で幕政を変えんとする。火消の常吉は一世一代の大喧嘩で、江戸っ子の血を沸かせ男伊達(おとこだて)となる。閉塞する世に風穴を開ける者は誰か。北方剣豪時代小説の快作!

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Posted by ブクログ

北方さんはハードボイルドのイメージが一番で、次は三国志や水滸伝シリーズの中国物と云うイメージしかなかったけど、江戸時代の時代物も書くんだ。上巻は寛政の改革の松平定信の老中着任前の時代。この時代は剣客商売の最後と鬼平犯科帳の始まりの間で読んだことがない時代なので、なかなか面白い。後半すんなりとはいかないんだろうね。

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2018年11月17日

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