あらすじ
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白駒山の仙人のもとで修行をつみ、人間に化けることができるようになった狐・白狐魔丸が、「人間とは何か」を追い求め、旅を続ける人気シリーズ、待望の第4巻。今回の舞台は戦国時代。室町幕府を倒し、「天下布武」を掲げて勢いを増す織田信長。信長に師匠を殺され、仇討ちを誓う鉄砲撃ちの少年・不動丸。さまざまな人間が交錯し、一人一人の思惑が複雑に絡まりあいながら歴史が動いていくさまを、ダイナミックに描いた力作。
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Posted by ブクログ
織田信長編。この織田信長と一つ前の巻ではずっしりと重い戦いの話が続いてちょっと疲れ気味ではある。だけど、飄々としたきつねさんが歴史の中に出たり入ったりして、有名な場面にも立ち会ったりしていてなんとか楽しめている。
でも、こういうの見ると、人間って、ずっと、愚かな生き物。という気持ちになる。
Posted by ブクログ
なんと、200年も起きて!
雅姫好みの顔!
名前一緒だし、そんなとこも小桜は気に入られた要因なのかな。
このままいくと、あの最終巻の裏でどんなことがあったのか、楽しみです。
今回は、そこまで入れ込む人物には出会わなかったようですが、200年も起きてしっかり白駒山の狐としてやってるのに、狐まるだしの小首かしげ注意されちゃうとかかわいいな。
Posted by ブクログ
ここまでのシリーズでは白狐魔丸が出会うのは誰もが知っている歴史上のヒーロー(それもどちらかというと敗戦の将)のご家来衆で、その友人を通して著名人の知己をも得るというのが定型パターンでした。 でも今回はさすが織田信長様でいらっしゃいます。 ご家来衆な~んていう面倒くさい人達はすっ飛ばしていきなりご本人が白狐魔丸とお知り合いになってしまいます。 まあ、それには蒙古襲来以来姿を消したきりの白駒山の仙人様に代わって白狐魔丸の導き手みたいな役割を担っている雅姫というキーパーソンの存在が無視できなかったりもするわけですが・・・・・(苦笑)
一応、柴田勝家とか羽柴秀吉、明智光秀な~んていう錚々たるご家来衆の面々も登場するんですけど、彼らはすっかり脇役(というより舞台装置)扱い。 逆に本能寺に攻め込んだ明智軍にひょんなことから加勢することになった、信長を「師の仇」と心に定めた「不動丸」という鉄砲名人の少年の方がスポットライトを浴びちゃっています。
歴史というものが勝者の都合によって描かれ気味であることを考えると、敗戦の将側の論理が描かれるという点でも興味深かったこのシリーズでしたが、この巻でその役割を担っているのはこの「不動丸」で、彼は最後には明智軍に顔を連ねているものの、どちらかというと一向一揆の軍勢の中にいる時間の方が長かったりします。 信長がどうして一向宗と対立することになったのか?といったあたりの状況説明がないのはちょっと食い足りなかったけれど、信長 vs. 一向一揆の戦いの凄まじさは描き尽くされていたと感じます。
前編で「火の力」を白狐魔丸が得ていたので、当然のことながら本能寺炎上が意識されているんだろうなぁ・・・・と推測できていたんですけど、そこは案の上でした。 かなり面白く感じたのは織田信長と雅姫がこれまで関わってきた北条時輔や仲時と似ているというくだりで、そこから武士の間の自称来歴とでも呼ぶべき「桓武平氏の末裔」という話をもってきているところです。 KiKi は織田信長さんの肖像画こそ見たことがあるけれど、北条時輔さんや北条仲時さんの肖像画は見たことがないので、本当のところ似ているのか似ていないのかよくわからないけれど、なかなか興味深いプロットだなぁと感じました。
そうそう、どうでもいいことではあるけれど、スケートの織田君は織田信長の肖像画にどこか通じるものがあるなぁ・・・・とは常々感じているんですけどね(笑)
ま、それはさておき、今作ではもう1つこれまでにはなかった出来事が描かれています。 それは白狐魔丸を訪ねて人間が白駒山までやってくるというお話です。 これまでは「人に化けることができる獣」と「仙人様」以外には姿を現さなかった白駒山の洞窟に、普通の人間である不動丸が訪ねてきたっていうのは今後の物語の展開に何等かの変化を及ぼすのかちょっと気になるところです。 もっとも不動丸がいわゆる「普通の人間」かどうかはビミョーなところなんですけどね。 何せ、知らず知らずのうちに白狐魔丸が魂憑依しちゃった相手ですから・・・・・・。
ま、てなわけで白狐魔丸が今作で得た新たな力は「魂憑依」。 ますますパワーアップしていく白狐魔丸が次に出会うのはどうやら「天草四郎」らしい・・・・・。 これは次作も楽しみです。
Posted by ブクログ
明知光秀の動機は作者によって本当違って面白い。
へうげものが特に異彩を放っていたが。
前は人と関わる事で学ぶ感じだったけれど
最近は出来事を消化できていないもやもや感を
当狐は抱いている気がする。。