あらすじ
新宿で、師匠である房州(ぼうしゅう)とコンビ打ちをはじめた哲也は、負けしらずの快進撃を続けていた。怖いものなどなにもないと思っていた哲也だが、ある日、房州がサイ振りをしくじってしまう。「俺の頂点(ピーク)はおわった」。突然ツキを失った房州を気遣いつつ、その勝負で天性の強運を発揮した哲也。「もう教えることはなにもない」。そう告げて房州は新宿を去っていった。また一人になった哲也はいつしかこう呼ばれるようになる――“坊や哲”と。
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Posted by ブクログ
雀聖と呼ばれた男の賭博一代記第三巻。房州とコンビで活躍した日々、別れ、そしてダンチと組んだ坊や哲の誕生。後半はガン牌の印南との死闘。房州の引き際のあざやかさ、そして寂しさ。印南の気迫と狂気が好対照な一巻。