あらすじ
太平洋戦争末期の昭和19年、名古屋。木村家次女・あいは、国民学校高等科1年生。青春真っ只中にいるあいの関心は、かっこいい車掌さんに出会ったことや、今日の献立のこと。自分が戦争に参加しているなんて気持ちは、これっぽっちもなかった――。しかし、米軍にとって名古屋は、東京や大阪と並んで重要攻撃目標だった。少女・あいにとって、戦争とは、空襲とは、空から降り注いだ焼夷弾の雨とは、一体何だったのだろうか。
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名古屋空襲
母が名古屋出身なので興味を持ちました。
個人的には高等科の話が興味深かったです。
祖母も伯母達も高等女学校に進学したので、
高等科の事は全く知らなかったのです。
読んだ感想は「何だ、一緒じゃん」
伯母達が在学中の頃も主人公と同じように作業をしていたそうです。
主人公に思わず「隣の芝生は青い」と言いたくなりました。
主人公の同級生が女学校を中退したお話、徴用逃れで中退は結構あったようです。
まだ1巻しか読んでいませんが、続きが気になります。熱田空襲も出るのかな?(母の実家が熱田区なので)