あらすじ
「相撲に八百長なんてないとはとても言い張れない」
データが示す八百長の証拠とは?
新聞・テレビ・ラジオ・雑誌で話題沸騰。
悪ガキ教授が日常生活から裏社会まで、
ユニークな分析で通念をひっくり返します。
不動産広告の「環境良好」の隠された意味って?
90年代のアメリカで犯罪が激減したのはなぜ?
勉強ができる子の親ってどんな人?
銃とプール、危ないのはどっち?
相撲の力士は八百長なんてしない?
学校の先生はインチキなんてしない?
ヤクの売人がママと住んでいるのはなぜ?
出会い系サイトの自己紹介はウソ?
ウィキペディアは信頼できる?
アメリカに経済学ブームを巻き起こし、
400万部のベストセラーとなった話題の書が
ついに映画化され、日本でも公開。
映画も原作もお楽しみください。
【主な内容】
序 章 あらゆるものの裏側
第1章 学校の先生と相撲の力士、どこがおんなじ?
第2章 ク・クラックス・クランと不動産屋さん、どこがおんなじ?
第3章 ヤクの売人はどうしてママと住んでるの?
第4章 犯罪者はみんなどこへ消えた?
第5章 完璧な子育てとは?
第6章 完璧な子育て、その2―あるいは、ロシャンダは他の名前でも甘い香り?
終 章 ハーヴァードへ続く道二つ
オマケ 『ヤバい経済学』増補改訂版での追加
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
1990年ころのアメリカ、ティーンエイジャーによる犯罪が増えていた
2000年代初め頃にはもっと増えているだろうと多くの専門家が予想した
しかし、実際は5年間で50%以上減少した
この理由として、銃規制が挙げられた。
しかし、本当の理由は銃規制ではなかった。。。
じゃあなんだよ!!ってあなたは本書を
Posted by ブクログ
銃とプール危ないのはどっち?
相撲の力士は八百長なんてしない?
学校の先生はインチキなんてしない?
ヤクの売人がママと住んでいるのはなぜ?
出会い系のサイトの自己紹介はうそ?
ウィキペディアは信頼できる?
アメリカで170万部を売り上げたベストセラー本です。
経済学といえばこの本というくらい有名な本です。
この本の内容の一部に、アメリカの「ティーンエイジャーの殺人の件数の発生率」について少し取り上げていきたいと思います。
これについて詳しく説明すると、ある専門家は10年以内ティーンエイジャーの殺人の件数の発生率は良くて15パーセント、
悪くて100パーセント上がるといわれていました。
しかし実際には5年で50パーセントの減少という結果でした。
これについて専門家は全く予想ができず、
さらにこれについて後から言い訳をするといった結果に。
しかもその内容も人それぞれで、銃の規制が厳しくなったからだとか、
ニューヨーク市の画期的な取り締まり戦略が効いただの。
しかしこれには実際には別の要因があって、
中絶が合法化したことでした。これと殺人のなにが関係あるの?と思いますが実は研究の結果、
家庭環境の悪い子供は将来犯罪を犯しやすいという結果が出ています。
そこで中絶をしようとする人たちは、貧しい未婚で未成年の中絶する余裕などない女性たち。
そこで本来犯罪予備軍になっていた子供たちが中絶の合法化により生まれてこなかったことで、
圧倒的に犯罪件数が減ったということが実際の要因です。
この例で大事なことは、専門家はあたかも自分たちがあっているかのように意見します。
しかし、実際にはあっているなんてものではなく、
もはや「中絶が殺人を減らしている」なんて予想は誰1人していなかったという結果です。
世の中の裏側を見た気がします
Posted by ブクログ
「経済学」なんて名前がついているけど、ひょっとして面白い本なんじゃないか? そう思って読み始めたら、こいつががまたすこぶる付きで面白かった。
その本、「Freakonomics」。「ヤバい経済学」という日本語タイトルがついているけど、直訳するならさしずめ「怪済学」だろうか。
内容は例えば…
犯罪発生率が大幅に減少した原因は“中絶”にある。
テストでインチキをするのは(生徒ではなく)先生である。
銃のある家より、プールのある家のほうがよっぽどキケン。
KKK(ク・クラックス・クラン:アメリカの人種差別団体)の本質は暇とハケグチである。
日々のできごとの陰にひそむこのような真の姿を、「人はインセンティブで動く」というセオリーを道標として、「いい疑問」と「いいデータ」を武器として、次々と解き明かしていく。
なんとも痛快の一書。