あらすじ
十手と鑑札を返上し、岡っ引きから足を洗って10年。「泣きの銀次」も来年には不惑を迎えようとしていた。小間物問屋の主(あるじ)として細々と暮らしていたある日、銀次は監禁されていた娘を助ける。実は近頃、娘のかどわかしが頻発しているという。「下手人を捕らえるため手を貸して欲しい」と言われた銀次は・・・(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
前の作品である「泣きの銀次」よりも好きだ。所帯を持って10年経った銀次はそれまでの岡っ引き時代よりも魅力的だし、周囲の人物の面白いこと。出会い、裏切り、悲しい別れ、どのエピソードもこの銀次でなくては面白くないであろう。叶うなら、盛吉が後を継ぐ話も読んでみたい。