あらすじ
ホームズとモリアーティ教授との死闘を描いた問題作「最後の事件」を含む第2短編集。ホームズの若き日の冒険など、第1作を超える衝撃作が目白押し。発表当時に削除された「ボール箱」も収録。
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匿名
シャーロック・ホームズの4作目です。12編の短編集であの有名な『最後の事件』が収録されているのも此方の一冊です。ライヘンバッハの滝、ホームズとモリアーティ教授の攻防以上にホームズとワトスンの友情にグッとくるというか、ワトスンのホームズへの特別な友愛が文章の端々から伝わってきて、堪らない気持ちになります。
Posted by ブクログ
時代を感じさせないストーリー。訳文が新しいからかもしれないが馬車以外で本当に時代を感じない。古典とは思えない面白さ。どの作品も一定以上の面白さがある。
Posted by ブクログ
今回はホームズの兄のマイクロフトや宿敵モリアーティ教授が出てくる短編集です。
宿敵とはいうもののモリアーティ教授って『最後の事件』しか登場しないんですかね?
まだ3冊しかホームズもの読んでないから今後はわからないけど…
それに教授の存在感はそこまでないなぁという印象。
凄い凄いと言いながらも具体例があまり出てこないからなんだろうなぁ。
でもやっぱ『最後の事件』は好きだ。
映画のシャドウゲームの元になった話がこれですよね。
というか2人の逃避行が本当に新婚旅行みたいだな…と思ってしまった。
あの映画観た後だとどうしても浮かんできてしまう。
ていうか蜜月時代って男同士で使うのってあんまなくないですか?え?そうでもないのか?
でも最後はやっぱ切ない…。
この後はわかってるんだけど、置き手紙とかホームズやワトソンの気持ちを考えるとやっぱ悲しい。
他のも全体的に読みやすいし謎も面白いし、2人が仲良いなぁってのもわかって良かったです。
『ライゲイトの大地主』の調子悪いホームズと、心配するワトソンとか面白かった。
Posted by ブクログ
『シルヴァー・ブレイズ』
『ボール箱』
『黄色い顔』
『株式仲買店員』
『グロリア・スコット号』
『マスグレイヴ家の儀式書』
『ライゲイトの大地主』
『背中の曲がった男』
『入院患者』
『ギリシャ語通訳』
『海軍条約文書』
『最後の事件』
Posted by ブクログ
ホームズの家族や、ホームズの一番最初に手掛けた事件など、今まであまり明らかになっていなかった情報が出てきており、楽しめた。
最後の事件は突然という感じがあるがスリリングであった。今後の展開を知らないので、次作以降はどういう風に展開するのか気になる。