『DEATH NOTE』、『バクマン』、『ヒカルの碁』などの作品で有名な小畑健先生がコミカライズに挑んだ、SFアクションマンガ!
人類は「ギタイ」と呼ばれる化物の侵略を食い止めるため、日々戦地に赴いている。初年兵の主人公、キリヤ・ケイジはあるきっかけから”戦死した時点で前日の朝に戻ってしまう”という奇妙な現象に巻き込まれる。タイムリープを通して強くなっていき、タイムリープの原因をループの中で突き止めたケイジであったが…。
ケイジがループの中で強くなっていく過程も面白いが、死ぬことを恐れて基地から逃げ出そうとしていた当初から、精神的にも成長していく様子も必見。また、ループものにありがちな死を軽視するような描写もなく、苦しみの中で生きていく様子が描かれているので臨場感がある。
SFアクションが好きな方ならハマること間違いなし!興味を持った方はぜひ手に取って見てください!
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匿名
凄い
同じ日常に誰かが居ることで
こんなにも変わるのか。
貴重な人生の1日1時間をどう過ごすか
改めて考えさせられる。
同時に映画以上に結末が悲しい。
人も時間も有限で、大切なものに代わりはない。
この作品は2巻だけだけど、壮絶な物語。
匿名
完成度高い
絵も綺麗だし終わり方も綺麗で、作品としての完成度が超すごい。主人公かヒロインのどっちかが死ぬかなって思ってたけど、やっぱりこういう展開は悲しくも魅力的であると思う。
一巻は起承で2巻で転結で、急にやばいほど感動します。死への恐怖はないけど、好きな人が死ぬ恐怖が体験したことないからこそ分かってしまう。最後の畳み掛けはもう何とも言えない感情が押し寄せてくる。アクションでありラブストーリーでもあり最高でした。
Posted by ブクログ
あぁ。どうしようもなく不条理だ。
確かに、この不条理で余りにも悲しい結末が私の心を激しく揺さぶったんですよねぇ。原作を読み終わった瞬間に。
そもそも、不幸な事故に巻き込まれた事が始まり。理不尽をねじ伏せ、不条理から抜け出すために足掻いて足掻いて…。
多分。「二人が同じ世界では生きられない」だけで、別のループでは、具体的には158回のループでは違う結末があったのだろうけれど。
さて。
ついにケイジとリタが邂逅。キリングマシーンと戦女神が巻き起こす戦場の嵐はまさにクライマックスにふさわしい迫力です。
これまで人類を蹂躙してきたギタイが塵芥のごとく粉砕され、吹き飛ばされる情景は胸のすく爽快感すら。
またそのアクションが構図・エフェクトともに躍動感に溢れ、ありとあらゆる角度からグルグルと目まぐるしく動き回って見せ付けるので、ホントに楽しい。
地味に出撃シーンの描写もかっこよくていい。
とはいえ。
何よりリタの魅力が炸裂しまくってて困る。
正直な所、非情な「戦場の雌犬」としての描写が弱いので(この可愛さではねぇw)、普通の少女のような一面とのギャップはそこまでないのですが、単純に泣きじゃくる彼女は可愛い。そしてそこまでの見せ方がまた上手い。「 」の頃の素朴な笑顔も。
だからこそ。結末が切ないのですけれど。
この無情感。そして果てしない孤独感が、ひどく胸に染みる。
Posted by ブクログ
リタは入隊後半年で時のループを経験する。アンテナのついたギタイを倒した後、前日にループする。
やがてループを抜け出すために必要な法則を見出し、たったひとりで戦い続けたリタだったが、ジャパンでの戦いでケイジと出会う。
ケイジとリタが共闘することで、時のループから抜け出すことができるのか。