あらすじ
俺は旅に出た。
重要な事は外の世界のどこかにあるんじゃねえかと考えて――
大火にあった「大留」を継ぎ、身寄りのない子供達を預かり、そして大切な人と出会い…茂次がたどり着いたのは…!?
山本周五郎の名作時代小説を、望月ミネタロウが珠玉のホームドラマとして現代に蘇らせた傑作、堂々完結!
第17回文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞作。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
清々しいフィナーレ。望月ミネタロウのあっさりとしたセンスのあるコマ割り、間の取り方でメロドラマもくどくならず、爽やかに感情移入できる。原作とは別物に感じるほど読後感が違った。
現代風にしたのは見事
時代物を現代風な漫画に、
しかも独特のテンポで間を読ませる技術は素晴らしいです
いろんなことを考えている主人公ですが、そういう風にみえないのがなんともはや。
しかし私の目から見るとやはり…
やや女性に対する社会的認識の古さというか
押しつけみたいなものは、
少しあります。
時代物だったから仕方ないかな、とも思いますが。
女は女らしく
男は男らしく
そういうことに、まだわずかばかりの抵抗を、私は感じているのです。
他の人がどう感じるかはわかりませんが
どちらかといえば男性向けの漫画でしょう
Posted by ブクログ
泣いた。
このもじゃもじゃ髭と髪、いつすっきりさせるんだよ、それはどんな展開だよと思ってたら表紙のこれ。
墓前のセリフに泣きました。