あらすじ
“一度始まった舞踏会は止められない”──。引き返せないダミアン「八ツ裂きの刑」に、シャルルは傷心しながらも、全霊の慈悲を込めて執行することを誓う。だが、叔父の思惑ですり替えられていた駄馬に、刑は行き詰まる…。窮地のシャルルに解決の術はあるのか!? そして、思わぬ存在が…!? 烙印を背負う「無垢なる心」たちの革命の物語が、今、加速する──!!
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
◯バッハ まだ誰も知らない無名作家
◯楽器職人 ギロチン
◯新しい時代は僕たちのもの僕達の未来を脅かす者は誰であろうと斬り捨てる
次女 かっこよ
Posted by ブクログ
3巻と引き続き、グロテスクな刑が続く。シャルルとダミアンの舞台は終演へ。ダミアンを苦しみから早く解放させようとするシャルルの『僕は貴方を殺したい』が深く痛々しい。シャルルと腹違いの妹マリーの変貌やあの悲劇の姫もついに登場、第2章楽しみだ。
Posted by ブクログ
遂に処刑が終わる。史実であることを思うとなんとも言えない気持ちになるが
一刻も早く終わらせてあげて欲しいという気持ちで読んできたので
その点はやっと一息つける。
残酷な処刑を見終えて、庶民たちが興ざめていく様子がリアルでもあり
それならもっと早く気づいてあげてほしかったとも思うのだが
気づいてくれたことはせめてもの慰めである。
マリーに対する祖母の対応が苛烈。
ただ彼女の考えや立場からすれば、マリーは許しがたい存在であることはわかる。
マリーも負けたままではない。
拷問を止めるシャルルも毅然としていて恰好良かった。
Posted by ブクログ
“一度始まった舞踏会は止められない”──。引き返せないダミアン「八ツ裂きの刑」に、シャルルは傷心しながらも、全霊の慈悲を込めて執行することを誓う。めちゃくちゃ美しいイラストにグロテスクな描写は見ていて、わくわくする。今回もグロテスク満載でドキドキ。この作品には欠かせないものとなっている。展開が凄まじくて早く、次巻を読みたい。