【感想・ネタバレ】源君物語 13のレビュー

あらすじ

引越しを機に告白を決めた朝日…に新居でまさかの事態発生!? 月子編もクライマックス! 研究に参加して早一年、例の彼女も久々登場。そして遂に、月子と朝日が――卒業します。

...続きを読む

古典作品『源氏物語』を題材にした本作。女の子のような容姿の主人公が、『源氏物語』の研究者である叔母(すごく美人なお姉さん!)のもとで様々なレクチャーを受け、現代の「光源氏」として、数多くの女の子たちと交流を持つようになる…というストーリー。
女性には男性にとって魅力的な部分がたくさん備わっていますが、随所随所で彼女たちはその魅力を振りまき、主人公を惑わせます(一読者である私も「うーむ」と唸ってしまうほど…)何より主人公にレクチャーをしてくれる叔母さんが、いいキャラしてます。
元の『源氏物語』の登場人物に由来するキャラクターが数多く登場するので、『源氏物語』と並行して読むと、何か新しい発見やキャラクターに対する違った見方も出てくるかも?

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

月子攻略は一休みして朝日と中将に関する話が中心。月子とのあれやこれやを期待していたコチラとしてはちょっとお預けを食らったような気分だけど、光海の一挙一動を受けて目まぐるしく表情を変えていく朝日の様子を見れただけでも満足できる内容

かなりの大チャンスが幾度も有ったのに結局手を出さなかった光海。自身を振った時の朝日の毅然とした態度から、朝日に身持ちが固いイメージを抱いてしまっているのかな?後ひと押しでルート確定ですよ?と言いたくなるような場面でも何もしないのは少しじれったかった

対して、光海の女性遍歴を聞き心揺らす朝日。遂には自分が本気で光海を好きであると自覚してしまった。その後、色々有ったけどきちんと告白まで行けないのはその素直になれない姿勢のせいか。光海がもう少し朝日の本心に触れられば変わるのだろうけどね

今回は朝日と中将がメインとなる話が描かれた。思い返せばこの二人だけが昔の光海を知ってるんだよね。だからこの二人との交流を描くことで昔の光海と今の光海を比べられ、光海の成長をより正しく描けるようになる。
香子も光海の成長をすぐ傍で見守っている人ではあるんだけど、彼女はあまり心理描写がされないから彼女から光海がどう見えているのかが未だによく判らないからなぁ
月子と朝日の卒業、そして香子との研究が始まって一年が経つという段階で、光海の成長が幾つもの形で描かれたのはとても良かったな

自身が光海に急速に近づいていることで朝日を気にして「何があってもずっと友達でいてくれる?」と月子が問いかけるシーンはこの巻で一番良いシーンだったかも知れない
取材のためにラブホに入ることになった光海と月子。何も起こらないわけがない展開、次巻も非常に楽しみである

0
2018年07月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あれ?月子編だと思っていたのに…? 朝日との一夜。隣にいても寝てしまわれると、ちょっと悲しくなる。告白までしたのに!中将も少しは認めてくれたってことかな。次こそ本格的に月子編、のはず。

0
2018年09月09日

「青年マンガ」ランキング