あらすじ
フランス大巡幸の旅が続くなか、少しずつ成長し、色っぽくなっていくマルゴ。結婚を夢見るアンリ・ド・ギーズと三年ぶりに再会したマルゴは──!? 恋の秘密に分け入る歴史劇、第2巻!
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Posted by ブクログ
マルゴも年頃になり、ますます面白くなってきた。美しいギーズに夢中のようだが、頭のいい(テクニックも巧みな)ナヴァルの王子についていく方が絶対幸せになれそう。シャルルの血の汗が怖い。
Posted by ブクログ
世界史で習ったけれど、人物は見えてきません。コミックで読むと、人が息づきすぎるほどです。メアリースチュアート、18歳でスコットランドに帰されてその後波乱万丈の人生。マルゴは15歳。兄たちも濃いキャラです。
Posted by ブクログ
無邪気な子供時代は終わり、ますます美しくなるマルゴ。キスにときめけば妖艶さも増すというもの。人間関係はややこしくなるばかりだけど。
一方で周囲は不穏な状況もあって、一体どうなってしまうのだろうと目が離せなかった。
Posted by ブクログ
萩尾望都の新連載は、初のコスチュームプレイ。萩尾望都がいままでコスチュームプレイを手掛けたことがなかったというのはちょっと意外。
その初めての作品に選ばれたのはフランス王妃マルグリット・ド・ヴァロワ。絶世の美貌によって、愛憎と陰謀が渦巻くフランス宮廷を駆け抜けたマルゴの一生という感じかな。作品の中では、カトリックとプロテスタントの対立が大きな軸となっていて、これが後のサン・バルテルミの虐殺に繋がっていく、という展開でしょうか。(デュマの同名小説との違いはよくわからない)
2巻終了時点では、ちょっとまだエンジンかかりきってない感じ。たんたんとマルゴの周りの出来事を追って行くという雰囲気で盛り上がりには欠ける。ただまあ、マルゴがまだ表舞台には上がっていない状況なので仕方のないところではある。次の巻あたりから物語も一気に動き出すのだろう。
Posted by ブクログ
肉食女子と変態さんを作者ならでの視点で丁寧にかさねていくが、萩尾望都がかかなきゃならんテーマとは思えず。桐生操でいいっすよ、とおもってしまう。
スカンポ娘
登場人物が多く、モブも主要キャラクターも区別が付きにくいです。 ただカトリックかプロテスタントかさえ分かっていればストーリー的には問題ないと思います。マルゴが男を惑わすほど魔性に見えないのが残念ですが、歴史ものとしては読みごたえあります。