感情タグBEST3
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諸田玲子さん、初めてお目にかかるんだ。一九の娘である、葛飾北斎の娘のお栄と縁があるとか面白い道筋、朝井まかて、くららもど真ん中のお栄が描かれていてまた違う書かれた読み物を読める幸せ。シチュエーションだけでワクワクしてしまうので。一九の生い立ちや中風なのに飲めるのかとか、それがずーっと続くのも定番になってて、個人的に奇人とか思えないんだけど、常に出だしがそうなんだよね。今後も玉の輿が現れてダメになってしまう物語があるんだね、嫌いじゃないです。
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曲亭馬琴、頼山陽、歌麿、写楽、応挙等多くの文化人が活躍する文化文政時代。
中でも多作の十返舎一九や北斎は作品に没入するため、奇行が多かったのだろう。
そんな父親の面倒を見る娘は、きりきり舞させられる。奇人に囲まれた一九の娘。奇行よけのおまじないを唱えながら、懸命に生きる。
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舞が色々と不憫。
特にお栄にはどうしても感情移入できなくて・・・。
父親の一九は旗本の一人息子との結婚に反対する理由を知ってちょっと株が上がったけど、
お栄に共感できる部分が何一つないのが・・・