あらすじ
食べたいものを食べたいだけ食べても、
健康でやせられる方法とは?
「あれを食べちゃダメ」「これはガマンする」「これは今日で終わり」……この言葉は、今日限り忘れてください。
本書は、食べたいものを食べたいだけ食べても、太らずに健康でいるための、「食欲」のコントロール法を書いた本です。
「食欲」のコントロールとは、ひとことでいうと、自分の体にいいものを“食べたくなる”自分に変わること。
「好きなものを好きなだけ食べています」というモデルさんの言葉を聞いたことはありませんか?
そんな彼女たちは、体質のせいで太らないのではありません。
“太らないものを食べたくなる”、「正しい食欲」をもっているだけなのです。
そして、「正しい食欲」は、生まれつきのものではありません。いつでも、誰でも、正しい食欲に変えていくことができます。
「何を食べるか」ではなく「何を食べたくなるか」を変え、体にいいものを心から食べたいと思う自分に変わる。そのための方法を、お伝えします。
*目次より
●一生健康でいられるゴールデンチケットを手に入れる方法
●なぜ、体に悪いものを食べてしまうのか?
●本能は、自分を幸せにしてくれない
●サラダを食べていれば太らない、は大間違い
●能力ではなく、「何を、どう食べているか」で人生は変わる
●正しい食欲を取り戻す方法
●つい食べすぎてしまったら、どうすればいいのか?
●外食するなら焼き鳥屋に行きなさい
●おにぎり一個+豚肉と、おにぎり一個だけではどちらが太るか?
●冷蔵庫の代謝は、あなたの代謝と同じ
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Posted by ブクログ
甘いものを食べたくなるのは偽の食欲に騙されているせい。本来の食欲センサーの曇りをなくし、きちんと働かせれば、好きなものを好きなだけ食べて健康的な体を手に入れることができる。
そのためには、汗をかく位の運動を20分することが大切。そしてその後に、野菜やタンパク質などのバランスを考えた食事を2,3回続けてとることで、食欲のセンサーが戻ってくる。
著者はランニングを進めていたが、ランニングに何度も挫折している私としては、YouTubeのHIITや有酸素運動で汗をかく運動をやってみたいと思う。
Posted by ブクログ
2017.11.08
正しい食欲を取り戻すには、「20分程度の汗をかく運動をしてお腹をすかせてから、バランスのよい食事をとること(体の大そうじ)」だそうです。
本文中、根拠を示す言葉が薄く、主観的な表現が多く、〜と聞いたというように、どこか客観性が薄いと感じました。
でもそれ以上に、「食」について、普段ぼんやりと感じていたことが、きちんと言葉になっていて、とても腑に落ちる感じがしました。
著者がすすめるとおり、翌日から早速20分のランニングを始めました。初日から雨でしたが、やる気を大事にと思い、カッパと長靴で走りました。
ストレスがたまっていて疲れているときに、(大抵夜遅い時間)、走りに行こうという気持ちにはなかなか慣れないので、休日の朝、食事をとる前にランニングをすることにしました。
iPhoneで記録もとって。
休日に早起きすることが楽しみになりました。
今度は、仕事から帰ってきて、ストレスと疲れでジャンクフードが食べたくなっているときにも、走ってみようと思います。
翌日の仕事が辛くなるんじゃないかと、なかなか踏み込めませんでしたが、今冷静に考えると、だらだらお菓子を食べながらスマホを眺めているより、サッと走ってシャワーを浴びて、美味しいものを少しだけ食べて、寝た方が翌日スッキリしそうです。
以下、覚え書き
* おかずは色で考えなさい(赤、緑、黄色、白、黒)
* 赤はトマトや人参、赤身の肉。緑は葉物野菜、黄色はサツマイモやカボチャや卵、白はご飯やパン、黒は黒ごまやひじきやもずく
* 5つの味わい(甘い、辛い、しょっぱい、酸っぱい、苦い)
* 強い心は、食事×運動の掛け算で作る
* ストレスをためたまま食事をするとセンサーがくもっているので、どうしてもジャンクな食べ物に食欲がいきがち。運動してから食べるのは、それを避けるため
Posted by ブクログ
日本初のアスリートフードマイスターで食欲コンサルタントが書いた本。
半年前に食べたものでーと言う題からして栄養系の本かとおもいきや、要は「正しい食欲のセンサー」を取り戻すために20分のジョギングを取り入れよう!と言う内容です。
万人向けではないジョギングはともかく、不要に食べたくなったら運動と言う刺激で食欲を散らし、運動後に本当に必要な栄養素だけを摂る、には至極納得。
「今食べたものが半年後の自分を作る」や「なりたい理想のゴールを明確にする」をきちんと意識するのも効果が高そう。
そして、何気にびっくりしたのが、1日3回食事をする=1年で1095回も食事をしている、と言う事実。一つ一つは小さくても、積み重なると1095回・・・!気を引き締めて「正しい食欲センサー」を常時稼働させるような身体を作りたいものです。
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて読んでみた。
言っていることはわからなくはない。
実際食べているものが体を作るし、食べるものは自分で選べるから
環境の中では比較的自分で作れるものである。
なんとなく食べの弊害についても同意するところだ。
ただ、運動すればセンサーが元に戻り
栄養バランスのとれた食事をとりたくなるというのは
タイトルに期待した内容とは違った。
運動して体に良い食事を摂るべきだというのは
多分誰しもがわかっているし思っていることで、
運動しろ、走れと言われて、それができないのは
本当に時間がない、気力がない、のである。
勿論新たに時間を捻出するのではなく
今ある時間の中から、これをやめて運動にあてるというのは
確かに時間を作りやすいことではあるのだが
現代の”忙しい”人たちがそれをして走るようになれるなら
多分元々ある程度健康的な食事ができているのではなかろうか。
何を食べたいかという本能に従うことも
本来は間違いではないと思う。
間違った”本能”を正すには走れば良い、
ヨガなどでは駄目、20分走るのが良いという主張について
筆者の気持ちはわかったが具体的に納得できるものが
感じられなかった。
Posted by ブクログ
体調を崩して食べられなくなった方がやせてちょうどいいという体を雑に扱う下のところが、耳が痛かったです。以下が学んだことです。
・20分以上の汗をかく運動をすることで体の循環が良くなり、溜まった悪いものが出て、曇っていた食欲のセンサーが磨かれるので、その後正しい食事を二食続けて食べて感覚を覚えさせる
・心の貯金のために、食べてしまったという罪悪感ではなく、あぁ美味しかったと心を満たす
・体に悪いものを食べたくなった時は10秒間それが半年後の自分の体になることを考える
自宅療養中なので、まずは下二つを実践したいと思います。