【感想・ネタバレ】絶対城先輩の妖怪学講座 三のレビュー

あらすじ

東勢大学文学部四号館四階四十四番資料室。そこに収められた妖怪学に関する膨大な文献は、絶対城が師匠であるクラウス教授から引き継いだものだった。 相変わらず怪奇現象の相談が後を絶たない資料室に、ある日、独逸語で書かれた文章と謎のスケッチの入った手紙が届けられる。見事スケッチの謎を解いた絶対城。そんな彼の前に、クラウス教授が現れる。久し振りの再会に話が弾む師弟。しかしクラウス教授は突如、資料室を文献ごと返し、妖怪学をやめるよう絶対城に告げるのだった。 四十四番資料室に最大の危機到来。伝奇ミステリ第3弾。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

作中におけるリアリティをいかに書ききるか、その力量の程が問われる内容だなと痛感し、巧いなあと得心した巻でした。
だってかまいたちがあかぎれ、はまだしも、天狗が蝉だったなんて。でもそれを頷かせる絶対城先輩の説明が凄い!
そして、次は「鬼」ですか~というフラグを立てつつ幕引き。次巻が楽しみです。

いくら健康に良くても巨大な蝉を背中に張り付かせて血液をあげるのは勘弁です……ぞぞぞ。

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2014年06月24日

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