あらすじ
ハクメイとミコチ。緑深き森で暮らしている、小さなふたりの女の子。木の洞(うろ)に家を造ったり、葉っぱを傘にしたり、昆虫や鳥の背に乗ったり……身長9センチメートルなら、そんな事も出来るのです。愉快で穏やかな、森の日常劇!
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Posted by ブクログ
いわむらかずお作品が好きな私にはドツボにくるハクメイとミコチ。ほのぼのした話に息吹を感じる緻密な自然描写。美味しそうな料理の数々。リゾットに使うお米を砕いて、身長9cmの小人仕様にする描写が良いなー。
Posted by ブクログ
面白いです。
世界観がしっかりしてる。
作者に「ココにミニチュアで街を作って」って頼んだら
端々までキッチリ作れそう。
キャラの裏設定作見せさせられるのって
とっても!苦手なんだけど
(実はホクロが多くて悩んでる。とか、寝相が悪い。とか…
作者が嬉々として書いてるの読むと
ど~でもい~ですわ~(--;)と、
テンションだだ下がっちゃうんです…ひねくれ者なので…)
この作品は設定とか描込み具合とかのマニアックさが
なんだか懐かしのナウシカとか学漫とか思い出されて
職人っぷりがイイです。
意識して作り込んでるんじゃなくて
ナチュラルに作り込んでるトコがイイ!(笑)
変な邪さがない。
読んでて素直にその世界に飛び込んでいける感じ。
小さな世界の日常を描いた作品で
バトルだの目を見張る展開だのはないけど
「良作」だと思います。
匿名
アニメで見て初めて購入。
日常物で何か大きなイベントが起きるわけではないのについつい読ませる作者、マジ尊敬です
かわいいお話
その日ミコチは自分よりも大きな箪笥を背負って家にいれようと頑張っていたがなかなか進まないでいた。
それを見ていた同居人のハクメイは号外バッタが持ってきた新聞に夕焼けトンビが出たという記事を見てトンビを捕まえに行くとミコチを連れて行くが……。
山間の街マキナタの収穫祭にやってきた二人。
ミコチは夢品商店の梨ジャムの手伝いが終わりやっとハクメイと合流した。
広場のステージでは今年の歌姫が発表されていたがエントリーしていないはずのミコチも選出されていた……。
辺りが暗くなってきても今日の収穫がまだないハクメイは釣りをやめずにいたがミコチは帰りたそうにしていた。
なんでも最近この辺りで魚の幽霊が出るからだというが二人の前に骨だけの巨大な魚が現れる……。
何年か前にアニメを見たが原作は初めてだったのでこの機会に読んでみた。
ハクメイとミコチのほのぼのとした同居や独特の世界観がとてもよかった。
出てくる食べ物がおいしそうだった。