あらすじ
本作品は、2014年7月8日~2014年9月5日までの間、期間限定で配信される『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話 【夏限定!モデル写真16点+2点付き電子特別版】』と本編の内容は同じになっております。
[本書]と[夏季限定版]の違いは、[表紙]と[モデル写真2点追加されている(夏季限定版のみ)]になります。予めご了承ください。
一人の教師との出会いが、金髪ギャルとその家族の運命を変えた――投稿サイトSTORYS.JPで60万人が感動した、笑いと涙の実話を全面書き下ろしで、完全版として書籍化。子どもや部下を伸ばしたい親御さんや管理職に役立つノウハウ&心理学テクニックも満載。〈登場人物〉「さやかちゃん」=偏差値30以下のギャル。天然ボケ回答連発も、へらず口が得意。「坪田信貴」=心理学を使って短期間での偏差値上昇を請け負うカリスマ塾講師。「ああちゃん」=悲しい子ども時代の経験から、熱い子育て論を持つさやかちゃんのお母さん。でもお母さん仲間からは誤解されがち。★電子版のみ、表紙モデルのカラー写真16点を巻末に収録しました★【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
聖徳太子を「せいとく たこ」と読み、東西南北も「strong」の意味もわからなかった高2の金髪ギャル・さやかちゃん。そんな彼女が塾講師の坪田先生と出会い、慶応に現役合格するまでを描いたドキュメンタリー。
塾でのさやかちゃんの珍解答は凄まじく、いったいこれでどうやって慶応に受かるんだ!?と、読んでいて不安になってきますが…そこからの道のりは、実に感動的!勉強法や指導法についての説明も興味深く、なんだかもう一度、受験勉強をしてみたくなりました(笑)。
慶応卒業後、立派な社会人となったさやかちゃんからの手紙には思わず涙。どんなに辛く苦しくても、その経験は一生の糧となって、終わってしまえばみんな良い思い出になる。受験生だった時間って、一生の宝物だなぁ…と、自分の受験生時代を懐かしく思い返しました。
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Posted by ブクログ
欠けている部分が多くて曲がった大人が周りに多い中でとにかくさやかちゃんが純粋で真っ直ぐでかわいいところに癒されました。単なる逆転合格受験物語としてではなくて人間ドラマとして読んで欲しいです。
Posted by ブクログ
ビリギャル本人さやか『私はこうして勉強にハマった』を先に読み、受験生を持つ親として涙腺崩壊した勢いでこちらも読む。
こちらは塾講師の目線で書かれたものなので、もう少し淡々と読めるかな?と思ってたけど、予想を裏切られ中盤からずっと目頭が熱かった。
終盤、試験直前期の緊張感。今まさに追い込みに入った娘とオーバーラップして涙が止まらない。
最後の試験で奇跡的に小論文がスラスラ書けたところ。自分自身の大学入試の時に小論文書きながら「なんか降りてきたわ!」と興奮するほどスラスラ書き切って、無理だと言われてたのに合格した記憶とオーバーラップして興奮が止まらない。
発売当初は全然興味なかったのに。
普通、良い本に出会うと「もっと早く読めば良かった〜」ってなるんだけど、この本は違った。
今だからこそ感じられることがたくさんあって、「今まで読んでなくて良かった〜」と思う本でした。