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教員をしている私がこの一冊と出会ってから、子供との接し方に大きな変化があることに気づきました。それは、子供たちの行動に腹が立たなくなり、すべてを認めようとする意識が芽生えたことです。そして、子供を伸ばそうとするのではなく、子供がのびたくなるような取り組みをするようになったことです。そして、子供が自ず...続きを読むと意欲的に学習に励んでいる様子を見て、大きな達成感と喜びを感じることができています。まさに他者貢献ではないかと思いました。誰に何を言われようと、そこに向かう自分の行動は誰にも邪魔されることのない幸せな時間です。この本に出会って、自分の世界観が変わりました。世界中の人々がこの考えを持つことができれば、どれだけの人が幸せな人生を送ることができることか。最高の一冊に出会いました。
Posted by ブクログ 2024年04月08日
タイトルからは他人から嫌われる勇気を持つことで、対人関係のストレスから解放されて良い生活が送れると考えていた。
実際の内容としては
①行動できていない原因があるのではなく、行動できていないことを過去の経験に意味づけしているだけという原因論から始まり、
②人間の悩みはすべて対人関係の悩みとして、他者...続きを読むとの比較ではなく理想の自分との比較をすることで枠組みを変えてしまう
③最後に人生のタスクとして
1.自立すること
2.社会に調和する
そのための心理面の目標を
1.自分には能力があると思うこと
2.人々は自分の仲間だと思うこと
を上げていた
タイトルから対人関係の対処についての内容と考えていたが、最終的に自己肯定感を高め社会貢献につなげる人生のプロセスについて考えさせる内容だった。
Posted by ブクログ 2024年03月31日
妹の部屋片付け中に出てきた本第二弾
あまりにも有名で食わず嫌いをしていた本
承認欲求の否定が衝撃的だった。
誰かのためになりたいという欲求で突き進み続けた人生だったが、
常に、喜ばれたい。好かれたい。という思いが溢れており、喜ばれ、褒められ、感謝されたときにやっと、他社貢献感を感じることができて...続きを読むいた。
それが自分の幸せであった。
この本では、他者貢献感とは、感謝をされずとも、見返りがなくとも、他社貢献のために行った自身の行動を、自身で認め幸せを感じるということであった。
とてつもない衝撃とともに、他者の反応如何によらずに、自身の幸福を感じられるようになることの可能性に、これからの人生へのワクワクが止まらない。
名著
S
Posted by ブクログ 2024年03月27日
今ちょうど読み終えました。1番熱がある今、感想を書こうと思う。まず、この本だが人間関係、ひいては人生に悩んでいた僕からしてみると物凄い衝撃を受けた本だった。評価は星5で足りないくらいだと感じた。本の内容は難しく、今全てを理解したわけではないが、ひとこと言いたい。他者貢献、そして存在レベルでの貢献と言...続きを読むうのはとても心が軽くなった。また、人生とは刹那の連続、連続なる刹那、物凄い言葉である。しかし、この考えでいけば、原因論ではなく目的論で考えることができ、今生きることができる。幸福とは貢献感、本当におもしろい。新しい発見すぎてまだ自分の中に深く落とし込めていない。今現在22歳、ゆっくり時間をかけて、今この刹那を生きながら理解を深めて、幸福なる人生を謳歌したい。
他者の課題と自分の課題を混同しないというのは、自分にとって衝撃でした。
一方で、気をつけなければならないのは、今回の幸せになる勇気というのは、¨自分自身“が幸せになるためのヒントを得ることを指しており、人間の抱える悩みは大抵対人関係の問題だとして、では他者個々人とどう関わるのかというコミュニケーショ...続きを読むンの仕方の話ではないということです。
どう世界を捉えるかという自分自身の思考を助けることにはなりますが、対人関係を避けられない中でよい関係を構築していくための方法論ではありません。
青年の言うとおり、冷たい人だと思われるような考え方も入っています。そこもさまざま踏まえて嫌われる勇気が必要なのでしょうが、重要なのはこのアドラー心理学の思考を元に、いかにこの対人関係を避けられない社会で生きていくかです。いくら人生が刹那的だからと言っても、我々には目的や、今を充実させるために熱中するためのよりよい手段(趣味でも仕事をすることでも)を探しています。
この本を手に取った後に、社会構造と照らし合わせていかなければ違和感が残ります。
何度も読み返して、アドラー心理学が社会構造やビジネス、はたまたカウンセリングとどのように結びついているのか、その複雑性とシンプル性をそのままに理解できるまでには時間がかかりそうです。
前々から興味があって、読んでみようかと思っていたが後でいいやと先延ばしにしていて、今回やっと読んだ。
全ての内容が衝撃的で、本に登場する青年のようにすぐには中々受け入れることが出来ないというのが正直な感想である。
読んだら一度自分でもう一回考え直す必要があるかもしれない。また、何回も読み返さ...続きを読むないと中々自分のものにするのは難しいなとも感じた。
本の中で青年がこの事実に5年、10年早く出会っていたら良かったと言っているが自分も同感である。
自分と同じ若い人にすぐにでも読んで欲しい、そんな一冊です。
たとえ話が的確で、とくにスポットライトのくだりがわかりやすく、ううむ、、、と青年と同じ台詞が出ました。
数日前までの私のような卑屈でコンプレックスだらけ、おまけにプライドは高い、そんな人ににオススメしたい。
人生を変えてくれると思います
とても生きやすく。
課題の分離はわたしができなかったことのひとつです。この本を進めてくれた恋人に感謝をします。ありがとう。
Posted by ブクログ 2024年04月03日
アドラーの心理学を初めて知りました。「目的論」に関してはまだ納得できてない部分もあります。不幸を武器にして他人を操る人はさらなる不幸を求め続けるといった趣旨の文にはなるほどと思いました。
新しい環境になるとやはり人間関係が大変であることで、自分も悩んでいましたが嫌われる勇気というタイトルに目を惹かれ購入しました。八方美人になろうとするのはやめようと思いました。
就職前に読書の習慣をつけるためにと人気だからという理由で購入しました。
これからの人生に幾ばくの不安を抱いてた自分にとって、課題の分離、他者への貢献、人生は点、今、ここを生きるというアドラーの考え方は深く考えさせられました。
将来のために、ではなく今を全力で生きていきたいと感じました。
文中にも書か...続きを読むれている通りアドラー心理学は実践するのが難しいとのこと。本書の思想を自分が活かせるかはこれから次第ということで星4です。
Posted by ブクログ 2024年03月31日
人気作なので読んでみた。心理学を学んだ人間としてアドラーの名前は知ってたけど、個人心理学がどういうものか、全然知らなかったな。でもなにおれさんが言ってるようなこととも通ずる、非常に共感できる話だった。理解しやすいように、と若者と先生との対話形式になってるけど、若者の方がひねくれすぎじゃないかと思っち...続きを読むゃう。でも現代人はこんなものか。私がしがらみの少ない人生を選んできてるから、余計にそう思うのかも。ストレスはないけど、他者への貢献度が足りてないよなーとは思った。これも最近、別の本で読んだ気がするなぁ。続編もあるそうだけど、読まなくていいかな。
Posted by ブクログ 2024年03月26日
何度か繰り返し読みました。他者貢献のところぐらいから、自分が実践するには、自然とこのような心理状態になるには、かなり意識をしていかないといけないなと思いました。
青年が「具体例は?」と哲人に聞いていましたが、具体例が抽象的な感じがしました。
「幸せになる勇気」が具体的なことを書いてると他のレビュ...続きを読むーで見た気がしたので、合わせて読んでみたいです。