あらすじ
フロイト、ユングと並ぶ心理学三大巨匠の一人、アドラー。日本では無名に近い存在ですが、欧米での人気は抜群で、多くの自己啓発書の源流ともなっています。本書では、アドラー心理学の第一人者である岸見一郎氏がライターの古賀史健氏とタッグを組み、哲学者と青年の対話篇形式で彼の思想を解き明かしていきます。
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教育をも変える一冊
教員をしている私がこの一冊と出会ってから、子供との接し方に大きな変化があることに気づきました。それは、子供たちの行動に腹が立たなくなり、すべてを認めようとする意識が芽生えたことです。そして、子供を伸ばそうとするのではなく、子供がのびたくなるような取り組みをするようになったことです。そして、子供が自ずと意欲的に学習に励んでいる様子を見て、大きな達成感と喜びを感じることができています。まさに他者貢献ではないかと思いました。誰に何を言われようと、そこに向かう自分の行動は誰にも邪魔されることのない幸せな時間です。この本に出会って、自分の世界観が変わりました。世界中の人々がこの考えを持つことができれば、どれだけの人が幸せな人生を送ることができることか。最高の一冊に出会いました。
Posted by ブクログ
重要なのは、今この瞬間を全力で真剣に生きること。
自分の人生を楽にしたい、より幸せになりたいと思い、この本を手に取った。
正直1回読んだ程度ではなかなか自分の頭にインストールすることは難しく、長い時間をかけて少しずつ理解し、そして、自分の今の問題やこれからの壁にアドラー心理学の考えを当てはめて対処するということになるだろう。
自分の人生を生きるということは自分勝手に自己中心的に生きるということではない。
しかし、自由に生きるということは嫌われることもあるがそれを許容する。
周りの人間は敵ではなく仲間だと思う。
この辺りは、なかなか自分の中で落とし込むのは難しく時間を要するだろう。
Posted by ブクログ
私がまだ学生だった頃、勧められてはいたものの当時本に対して苦手意識が強く、読まずにいたものを大人になってからちゃんと初めて読みました。
読んでいる時は、理解できていてなるほどと思っていたのですが、本を閉じて寝る前などにふと考えてみると言語化できなかったり理解できていないことがわかる本でした。
なのでいつかまた必ず読み直して、何度でも読もうと思いました。
「自分の人生を生きる」とか「いま、ここ」を生きるというのも読んでいて難しいなとも思いつつ、実践できそうだとも思ったので小さな1歩でも踏み出して見ようかなと思いました。
Posted by ブクログ
自分を苦しめる劣等感は客観的な事実ではなく主観的な事実
コンプレックスについて自分自身がどのような意味づけを施すか、どんな価値を与えるかか大切
劣等感(=劣っているような感覚)と劣等コンプレックス(=言い訳)を混同しない
変える勇気を持ち合わせていないことの現れ
幸せそうな他者を心から祝福できないのは対人関係を競争で考えているからで他者を仲間と思えていない証拠、(これは自立、調和などの人生のタスクから逃げているから)。競争軸でかんがえない
人はこの人と一緒にいると自由に振る舞えると思えた時に愛を実感する、仲良くいたいなら対等の人格として扱う
◎課題の分離
自分の顔をどう思われてるかは(相手がどう思うか)は他者の課題、おなじく理不尽に嫌われたり怒られることも他者の課題。自分の努力ではどうにもできないことに境界線を引くことはだいじ
変えられるものと変えられないものを見極める
目の前の共同体だけに固執する必要はない、異を唱えることによって崩れるくらいの脆い居場所が全てではないのに、そこで関係が壊れるのを恐れて生きるのは不自由な生き方
縦の関係ではなく横の関係を築く
例)褒めること→縦の関係。自分より劣ってる人を評価している、操作しようとしている。アドラーは横の関係「同じでないけど対等」の考え方を提唱
→横の関係を築くには
他者を評価しない。評価=縦。良い悪いを判断しているのは他者の物差し。それは貢献感にはつながらない。貢献感=感謝された時、自分に価値があると思た時。
「いまここ」に強烈なスポットライトを当てる、いまここを真剣に生きていたら、過去が未来がという言葉など出てこないはず。人生全体にぼんやりと光を当てるのではなく、刹那としての今を生きる
問題を切り分ける革新的な考え方
他者の課題と自分の課題を混同しないというのは、自分にとって衝撃でした。
一方で、気をつけなければならないのは、今回の幸せになる勇気というのは、¨自分自身“が幸せになるためのヒントを得ることを指しており、人間の抱える悩みは大抵対人関係の問題だとして、では他者個々人とどう関わるのかというコミュニケーションの仕方の話ではないということです。
どう世界を捉えるかという自分自身の思考を助けることにはなりますが、対人関係を避けられない中でよい関係を構築していくための方法論ではありません。
青年の言うとおり、冷たい人だと思われるような考え方も入っています。そこもさまざま踏まえて嫌われる勇気が必要なのでしょうが、重要なのはこのアドラー心理学の思考を元に、いかにこの対人関係を避けられない社会で生きていくかです。いくら人生が刹那的だからと言っても、我々には目的や、今を充実させるために熱中するためのよりよい手段(趣味でも仕事をすることでも)を探しています。
この本を手に取った後に、社会構造と照らし合わせていかなければ違和感が残ります。
何度も読み返して、アドラー心理学が社会構造やビジネス、はたまたカウンセリングとどのように結びついているのか、その複雑性とシンプル性をそのままに理解できるまでには時間がかかりそうです。
凄い衝撃的だった。
前々から興味があって、読んでみようかと思っていたが後でいいやと先延ばしにしていて、今回やっと読んだ。
全ての内容が衝撃的で、本に登場する青年のようにすぐには中々受け入れることが出来ないというのが正直な感想である。
読んだら一度自分でもう一回考え直す必要があるかもしれない。また、何回も読み返さないと中々自分のものにするのは難しいなとも感じた。
本の中で青年がこの事実に5年、10年早く出会っていたら良かったと言っているが自分も同感である。
自分と同じ若い人にすぐにでも読んで欲しい、そんな一冊です。
たとえ話が的確で、とくにスポットライトのくだりがわかりやすく、ううむ、、、と青年と同じ台詞が出ました。
数日前までの私のような卑屈でコンプレックスだらけ、おまけにプライドは高い、そんな人ににオススメしたい。
良い本
人生を変えてくれると思います
とても生きやすく。
課題の分離はわたしができなかったことのひとつです。この本を進めてくれた恋人に感謝をします。ありがとう。
新しい観点
新しい環境になるとやはり人間関係が大変であることで、自分も悩んでいましたが嫌われる勇気というタイトルに目を惹かれ購入しました。八方美人になろうとするのはやめようと思いました。
いま、ここ
就職前に読書の習慣をつけるためにと人気だからという理由で購入しました。
これからの人生に幾ばくの不安を抱いてた自分にとって、課題の分離、他者への貢献、人生は点、今、ここを生きるというアドラーの考え方は深く考えさせられました。
将来のために、ではなく今を全力で生きていきたいと感じました。
文中にも書かれている通りアドラー心理学は実践するのが難しいとのこと。本書の思想を自分が活かせるかはこれから次第ということで星4です。
Posted by ブクログ
読む甲斐のある一冊でしたが、「がんばる貴方への一冊」というか、しょんぼりモードのワタシの背中は押してくれなかったです。
例えば、本文でボールド強調されていたところでいうと
「他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを恐れず、承認されないかもしれないというコストを支払わないかぎり、自分の生き方を貫くことはできない」
…って、貫きたい自分の生き方なんてない!ってなっちゃう。
「「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てていたら」
…ただ、何もないことが明らかになるだけ。
「真剣だけど、深刻でない」
…なんて器用にできていたら、しょんぼりしてない。
「他者に貢献するのだ」という導きの星さえ見失わなければ、迷うことはないし、なにをしてもいい」
…募金?…くらいしか思いつかない…
…ダメですね。
もっと素直に読めたらいいのですが、それができる自己肯定感があるような状態なら、私は本作は読んでいないように思うのがまた残念な感じです。