【感想・ネタバレ】エンダーのゲーム〔新訳版〕(上)のレビュー

あらすじ

2014年、正月第二弾全国ロードショー。地球は恐るべきバガーの二度にわたる侵攻をかろうじて撃退した。容赦なく人々を殺戮し、地球人の呼びかけにまったく答えようとしない昆虫型異星人バガー。その第三次攻撃に備え、優秀な艦隊指揮官を育成すべく、バトル・スクールは設立された。コンピュータ・ゲームから無重力訓練エリアでの模擬戦闘まで、あらゆるスクールの訓練で最高の成績をおさめた天才少年エンダーの成長を描いた、ヒューゴー賞/ネビュラ賞受賞作

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 異星人との戦争のために、優秀な指揮官を必要としている世界が舞台。
 優れた兄と姉(しかし結局指揮官としては失敗作)の上位互換として期待されることになる主人公「エンダー」が、その期待がゆえに幼少時からあらゆる苦難を課される、なかなかに胸糞悪さを感じる展開だった。

 タイトルとあらすじを見て俺TUEE系の話だと思って読み始めたのでちょっと打ちのめされてしまった。
 確かに主人公は無双するんだけど、大人たちに無理やり引き出された自分の暴力性に脅えるところとか、かなり痛々しい。良き指揮官って何なんだ。

しかもこれで6歳なんだぜ?という超絶設定にどうしても引っかかりを覚えてしまう。

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2015年08月17日

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