あらすじ
2014年、正月第二弾全国ロードショー。地球は恐るべきバガーの二度にわたる侵攻をかろうじて撃退した。容赦なく人々を殺戮し、地球人の呼びかけにまったく答えようとしない昆虫型異星人バガー。その第三次攻撃に備え、優秀な艦隊指揮官を育成すべく、バトル・スクールは設立された。コンピュータ・ゲームから無重力訓練エリアでの模擬戦闘まで、あらゆるスクールの訓練で最高の成績をおさめた天才少年エンダーの成長を描いた、ヒューゴー賞/ネビュラ賞受賞作
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Posted by ブクログ
『無伴奏ソナタ』に収録されている中編版の『エンダーのゲーム』を読んだのは、高校か大学くらいの頃だったと思う。ようやく長編版を読んだ。あれ?この場面知っている、というところも少しあったけど、そのあたり中編版で読んだのだろうな。特別な才能に恵まれた少年少女が、ゲームの中で知恵をしぼって戦うって、アニメで散見される気がするんだけど、モトネタはここだろうな。エンダーがひたすら戦い、憔悴しきるところは、若いのに大変だよなぁと思いかけるが、そもそもこのときの彼は10歳前後。若いどころの話じゃないね。
Posted by ブクログ
分かるかい?
必要なときに「ありがとう」と声に出して言えることが、とても大切だということが
「ありがとう」
もっと大きな声で!
「ありがとう!」
もっと!
「ありがとう!!」
まだだ!まだいける!
「ありがとう!!!」
やかましわ!( ゚д゚ )クワッ!!
はい、茶番はこのくらいにして
ありがとう、ほんとありがとう早川書房!
ありがとうハヤカワ文庫!
遂にあのSFの歴史に残る名作オースン・スコット・カード『エンダーのゲーム』を新訳です
そしてさらに「トールサイズ」で発売です
「トールサイズ」ってなに?
なんか要するに文庫本のちょっと大きいやつで、その分字も大きいのよ
普通の文庫本のブックカバーが使えないということで、一部のゆーき本さんには不評みたいですが、ローガンのわいにはもうさらに「ありがとう」です
「ありがとう」ポイントが貯まりまくっております
SFの名作=難解という古い時代の方程式をぶっ壊す新訳の傑作です
だがしかーし!今の子たちずるいわーとも思う
もちょっと苦労しないといざ社会に出たときにあーだこーだあーだこーだ(老害締め)
作品の中身については下巻のレビューで!(ほんと?)
Posted by ブクログ
天才的な才能を持つ少年の成長物語である。異星人バガーの侵略に対抗可能な戦闘員を育成するために設立されたバトル・スクールに入学させられたエンダー・ウィッギンが、数々の試練をクリアしながら自身の才能を開花させていく……という書き方をすれば聞こえはいいが、作中これでもかと主人公に対する追い込みが執拗に続くので、なかなかつらい気持ちになる。こうした困難を乗り越えていく主人公の成長が本作の主軸ではあるのだが、むしろ無重力空間における身体操作や戦闘方法の描写が緻密なところや、作中に登場する「デスク」によるゲームの描き方、本作が書かれた時代にはまだ想像の領域だったであろうインターネットの状況が現在の目で見ても違和感を感じないところなどの方が驚きが大きかった。しかし、特段大きな展開もなく主人公が課題をクリアしてステージが上がって……という過程が繰り返されるので、SF特有の高揚感をあまり感じなかったのだが、物語としては主人公エンダーがディンク・ミーカーと話すあたりから俄然面白くなってきて、本巻の終盤でのピーターとヴァレンタインの動きで今後の展開がとても楽しみになってきた。下巻に期待。
Posted by ブクログ
映画をIMAXで見る前に読んだと記憶している。
とにかく、エンダーがカッコイイ!
兄と妹がいるが、どちらもエンダー並みの頭脳を持つ天才一家。
いたるところで頭脳戦が繰り広げられる。
映画の2時間では、短すぎて納らなかった。
小説を映画にするのは難しい。
物語の中に入り込めば、アトラクションなみに楽しめる小説。
外国小説は話が複雑だけど、それと比例して面白い!
日本の小説では、そんな小説を読んだことがない。残念ながら。
Posted by ブクログ
【新訳版で再読】旧版はとにかく訳が合わなくて興醒めしたが、ずいぶんすっきりして良くなってる印象。個人的には映画を観た後に読むと、より一層楽しめると思う。バトル・ルームでの訓練や、デスクの巨人ゲームなんかは映像で観ないとイメージしにくい、というのが理由。原作と映画の違いも楽しめる。
Posted by ブクログ
どのような物語かと尋ねられたら「少年の冒険と成長の物語」と答えるかと思います。「ハリー・ポッター」シリーズや「ゲド戦記」の物語に胸をときめかしたことがある人には間違いなく気に入ってもらえる本、ただしSFなのですが。
もっとも、SFの文学的な価値をどうこう言うつもりはないのですが、とかく荒唐無な作品として低く見積もられがちなジャンルにあるため、本書が低く扱われているのではないかと思っています。
間違いなく面白いです。もっと早くに出会いたかった。
(エヴァンゲリオンの世界観に通じるものがあるように思いましたが、思い過ごしでしょうか)
Posted by ブクログ
エンダー少年が士官学校での過酷な試練を乗り越え宇宙戦争に身を投じていくSF。広い視野を持ち、置かれた状況を大局的に正しく認識し、柔軟な発想と対応力で数々の困難を切り抜けていくエンダーには、見習うべきところがたくさんある。
Posted by ブクログ
もうモニター体につけてる時点で「SFだ!」ってなりったし、宇宙からの敵がいるって時も、それに対抗するための組織、そこで育成する兵士たち、うんSFだ。登場人物も個性あって、楽しく読めた。でも、やっぱ翻訳だからなぁ、少し読みにくいところもあったけど、良かった。
でも、SFの悪いところは昔の本ほど今の技術がそれを上回っている場面があったりして、「あー」ってなってしまうとこ。まぁ、時代だよね、、。
Posted by ブクログ
タイトルは知っていたので読んだ。昆虫型宇宙人というのはある種の定型らしい。宇宙の戦士もそんな感じだった。翻訳物にありがちな読みにくさはあるものの読みやすいと思う。
Posted by ブクログ
昆虫型異星人バガーの第三次攻撃に備えて、優秀な艦隊指揮官にすべく過酷な訓練を課せられた少年・エンダーの苦悩と成長を描いたSF小説。
上巻は、将校たちが仕組んだ仕掛けによって周囲との対立を余儀なくされたエンダーが苦悩しつつも好成績を上げていく姿が描かれます。
Posted by ブクログ
異星人との戦争に備えて軍事訓練を受けるという、序盤の設定は「宇宙の戦士」っぽい。しかし訓練の場が少年少女を集めたバトル・スクールであり、主人公も6歳というのがあまりに独特。天才児であるエンダーがスクールでのいじめを乗り越えてのしあがっていくのは痛快。上巻のラストでは、ネットで偽名を使って不穏な動きをするエンダーの兄と姉が賢すぎて違和感しかない。幼くして大学を飛び級しちゃうような、天才の少年少女ってこんなんなん?汗
Posted by ブクログ
主人公が天才的な頭脳の持ち主だと、読んでるこちらも頭が良くなった気がして読んでいていい気分になってしまう。我ながら頭悪い読み方だなぁ、と思う。
ラスボスは異星人だと思っていたら、実はそうでもないのかも?
この先の展開が読めず、下巻が楽しみ
Posted by ブクログ
SFの名作だけど読んでなかったので。上巻は話の導入という感じで主人公の成長記。ここまでは、とりたてて、おぉ、すごい、というところはない。これからだと思うので、下巻が楽しみ。
Posted by ブクログ
SF。映画視聴済み。
分かってはいたけど、流石に面白い。
主人公・エンダーが子供ということで、感情移入しやすく、読みやすい。
ヴァレンタインのパート、映画であったっけ?覚えてない。
下巻へ。
Posted by ブクログ
いかにもSFSFしたSF小説( ´ ▽ ` )ノ
「宇宙の戦士」の少年(幼年?)版( ´ ▽ ` )ノ
主人公が6歳(!)とか、普段着が全裸とか、ほんと「SF小説」の典型で、こういうのダメな人はダメだろうな( ´ ▽ ` )ノ(設定が飛躍し過ぎで、ガンダムとかスターウォーズとかアニメ・映画からSFに入った人はこういうところで挫折しがち……まあ、昔の自分自身がそうだったんだけど。SF入門書としては、クライトンとかクーンツとかもう少し一般小説寄りの作品の方がいいな)
ついでながら、立体感・躍動感のないぺったりした表紙絵とか生硬な翻訳文とか、本としての体裁もまた典型的な、昔ながらの「SF小説」( ´ ▽ ` )ノ(なんかこういう絵柄、好きじゃないんだよなあ……(´ェ`)ン-…。加藤直之とか生頼範義とかフランク・フラゼッタとか、もっと奥行きがあり個性があり、それ自身ドラマを孕んだSFアートが好き( ´ ▽ ` )ノ)
でも基本的なストーリーは、ビルドゥングスロマンというか帝王学というか、友情・支配・人心操作・処世術などなど、一般社会における対人関係の諸問題をシミュレートしたもので、広い読者層に受け入れられそう( ´ ▽ ` )ノ
下巻の解説を読んだら米軍の推薦書になってるそうで、さもありなん( ´ ▽ ` )ノ
ゲームキャラを「アバター」と呼ばないのは作者のこだわりというよりも、執筆時にまだこの用語が一般的じゃなかったからなんだろうね( ´ ▽ ` )ノ
6歳(!)という設定にした理由はさっぱり分からないけど、彼らが「新人類」とか超能力者とかでなく、あくまで「天才児」というところがちょっと新鮮に感じられた( ´ ▽ ` )ノ
戦闘中テレパシーとか予知とか出てくると「またか」と思っちゃうからね( ´ ▽ ` )ノ
そういう特殊能力に頼らず戦闘場面(まだ訓練シーンしか出てきてないけど)を描いているところに、カードさんの実力を感じさせられた( ´ ▽ ` )ノ
無重力空間での肉弾戦って、面白いね( ´ ▽ ` )ノ
下巻ではどうなるんだろう? 実戦があるのか、結局脅威は作られた脅威に過ぎないのか?……興味津々( ´ ▽ ` )ノ
なんか聞いたタイトルだと思って購入したんだけど、近年映画化されたんだね( ´ ▽ ` )ノ
いま予告編見たら、さすがにエンダーの年齢設定はもう少し上に変更されてるみたい( ´ ▽ ` )ノ
まあ、地上波で深夜放送でもされたら見てみよう( ´ ▽ ` )ノ
にしても、これが「新訳」かあ……(´ェ`)ン-…
大昔から、ミステリーやホラーと比べても、SF小説の翻訳は数段落ちるなあ……(´ェ`)ン-…
ところどころ、訳者自身何を書いてるのだか分かってないんじゃないか?という文章あり……(´ェ`)ン-…
セリフなんか、いちど音読してみないのかなあ?……(´ェ`)ン-…
ついでにいうと、中途半端なハヤカワ文庫のトールサイズ、大嫌い( ´ ▽ ` )ノ
2017/08/01
Posted by ブクログ
アダム・グラントの「ORIGINALS」の中でちょっと触れられていたので興味を持って読んでみました。なるほど、ちょっとハリー・ポッターに似てる(こっちの方が全然先発なので、失礼な表現ですが。。)。
天才エンダー少年が、幾多もの障壁にもめげずに前へ進んでいく姿を描いた名作SF。
舞台は異星人の侵略に備えて設立された艦隊指揮官育成用の学校。地球全体から頭の良い子どもを選抜して入校させ、訓練させて中でも更に選抜していく。
ゲームに勝つには、固定観念に囚われていてはいけない。考えて、機転を利かせないといけないということを学ばせてくれる本。
小学校高学年か、中学生なら問題なく読めそうなわかりやすさ、読みやすさ(訳も良いのかな)なので、もっと子どもの頃に読みたかったなぁ。。諦めない心、粘り強さが育ちそうです。
しかしエンダー少年、6歳というのが何とも。読者層はさすがにもうちょっとは上なんじゃないのか。
上巻を読み切った段階ではバガーと呼ばれる異星人は記録上でしか出てこないけど、下巻が楽しみ。
Posted by ブクログ
ストーリー自体はそれほど起伏があるわけでなく、単にエンダーの成長ストーリーでしかないっちゃあないんだけど、一つ一つのエピソードが超絶的に面白いのだ。
わきを固めるキャラクターも魅力的。
Posted by ブクログ
途中までは少年のSF冒険譚かと思ったけど終盤でその趣がガラッと変わってしまった。特にピーターとヴァレンタインが思想活動に乗り出したあたりから。
どんな困難でも持ち前の頭脳で乗り越えていくエンダー。普通ならそこでハッピーエンドだったかもしれない。でもその先にあったのは絶望だった。エンダーを最高の兵士にするべく全てを管理しようとするあまりエンダーには一つも自由意志に基づくものが残されていなかった。そして最後にはたった一つのかけがえのない支えであったヴァレンタインへの想いまでも踏みにじられてしまった。最後に彼に自由として残ったのはただの「マインドゲーム」だけだった。
だから『エンダーのゲーム』なのか。てっきりバトルルームでの戦闘演習のことを指してるのかと思ってたけど……
Posted by ブクログ
若者にぜひ読んでいただきたい本です。
オリジナルは30年近く前に発刊されています。
iPadみたいなデバイスが出てきたり、イノベーションの宝庫。SFを見直させていただいた良書です。
Posted by ブクログ
面白い!時は近未来。銀河外生命体バガーからの二度にわたる侵略を辛くも退けた歴史をもつ国際艦隊は、来たる三度目の侵略に対抗するための人材を探していた。そんな期待を知るよしもない天才少年エンダー(6)は、国際艦隊からの徴兵を受け入れ、最愛の姉ヴァレンタインと最悪の兄ピーターに別れを告げる。幹部候補生育成機関のバトル・スクールでエンダーはその才能を開花させていく!大人たちの本当の思惑とは?絶望に叩き落とされたエンダー、そこから立ち上がった時いったい何をするのか?!以下次巻!
ガジェットも物語を縁取る世界観も人物の心情も、すべての要素からワクワクが止まらない!エンダーの成長から目が話せないエンターテイメント!
Posted by ブクログ
文字が大きい、余白が大きい。
文字小さくして密度上げれば一冊に収まったのでは?
名作と言われてる程は、面白みが分からず…
この話を映像化しても地味な話しになりそうだけど、下巻を読めばもう少し熱い展開になるのかな?
Posted by ブクログ
ヤン・ウェンリーでありアムロ・レイでもありシャア・アズナブルでもある可能性を持つエンダーのニュータイプ能力? を覚醒させるため軍はあえて彼を孤立させる。子どもたちの敵視は続くがエンダーはそう簡単にはやられない。
ピーター、ヴァレンタインも含めておそるべき三きょうだい。
■エンダーのゲームについての簡単なメモ
【アーライ】バーナードの取り巻きの一人だがエンダーの能力を認めているし自身の能力も高い。
【IF/インターナショナル・フリート】国際艦隊。
【遊び道具】《そして、遊び道具は――ゲームがひとつだけだ》p.58
【アンドルー・ウィッギン】→エンダー
【ヴァレンタイン】エンダーの姉、ピーターの妹。エンダーの理解者。エンダーは彼女を慕っている。そこが軍にとっては問題やった。人の美点を刺激することでコントロールする能力を持つ。
【エンダー・ウィッギン】主人公。本名はアンドルー・ウィッギン。ヴァレンタインがそう呼んだ。「終わらせる者」の意味? 物語開始時六歳。戦争の天才かもしれないと大人たちは考えている。
【グラッフ大佐】戦闘訓練基地で初等訓練の指導をしてはる。
【サード】第三子。この世界は二人以上の子どもをつくってはいけないことになっている。
【サラマンダー隊】新入生の間でようやくうまくいきかけていたエンダーがそこから引き離されて配属された隊。
【シェン】バーナードのいじめの対象になった小柄な少年。
【出産】エンダーは第三子だが本来ならこの人数は違法のようだ。ピーターが優秀そうやったからか両親の遺伝子的な何かで第三子まで生むことができた。
【スティルスン】いじめっ子。
【ダップ】エンダーたちの部屋のメンバーの世話係。
【ディンク・ミーカー】ラット隊の小隊長。優秀でエンダーを認めた。
【二流】二流にできるのは一流を育てることと権力に酔うことくらい。
【バーナード】いじめっ子気質。エンダーにちょっかいを出して腕を折られる。フランス系で自分のことをベルナルドと言う。
【バガー】敵性異星人? 前回の襲撃は八十年前でメイザー・ラッカムがいなければ人類は滅亡していたと思われる。そして今メイザー・ラッカムはいない。
【不承諾家庭】二人以上の子どもをつくらないという世界的な決まりを守らない家庭。税金も重くなるしいろいろ苦労する。国レベルで不承諾なポーランドは国際的な制裁を受けている。
【ピーター】エンダーの兄。戦闘訓練基地に行けなかった。人の弱点を突くことでコントロールする能力を持つ。
【ペトラ】サラマンダー隊のメンバー。唯一の女子。狙撃の技術が高い。
【ボンソー】サラマンダー隊の指揮官。規律を重んじる。というより皆を自分に従わせたいタイプ。
【メイザー・ラッカム】あらゆる不利を覆した名司令官。
【ローズ・ド・ノーズ】ラット隊の隊長。あまり優秀とは言えない。
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上下巻感想。
異星人との戦争に勝利する為に訓練する主人公。
オチは有名で知ってたから驚きは無かったし、10歳前後の主人公が子供過ぎてあまりワクワク出来ず。
むしろラストに描かれるような異星人の思考の違いとかの方が好み、続編には描かれそうだけど、多分読まないかなあ……。
Posted by ブクログ
エンダーがこれから起こるであろう戦争に向けて、少年から少しずつ成長していく。しかしながら、訓練で使われているゲームがそもそも何なのか、バガーってなんなのか、これらの謎はきっと下巻で明かされるであろうと思う、ストーリーがこれから加速していくであろう下巻が楽しみです。
ヴァレンタインとピーターもストーリーにどう絡んでくるのか!?
Posted by ブクログ
SF版ハリーポッターとは言い得て妙な。順番的にはこっちのが大先輩なんだけれども。
SF、というと自分はどうしても「星を継ぐもの」と「ニューロマンサー」の2作が真っ先に出てくるので、なんでもそれが基準になってしまう。それよりはずっと読みやすく、展開も理解しやすい。
ただ最近気付いたんだけど、海外の小説が日本語訳された時の文章表現って……生の全てを感じ取るのは難しいよね。当たり前なんだけど、海外の特産物を日本でも楽しもうとしたら、そのためには冷凍したり輸送したり何なりという工程が挟まってしまうわけで。もし現地の人達が食べてるものと同じものを本気で味わおうとしたら、そりゃもう英語をめっちゃ勉強して原文で読むしかないわけで。そこまでする気力は……起きない。
訳した人のクセとかもあるのかもしれないけど、自分はやっぱり日本語そのままの物語が好きだなあとあらためて思った次第です。下巻いきまーす。
Posted by ブクログ
SF小説の中でも有名な作品を一通り読んでみようキャンペーンの4作品目。
なんか表紙の黒っぽい本ばかりだなぁ。
以前映画化もされた作品の原作です。
とりあえず感想は下巻を読んでからかな。
Posted by ブクログ
バガーの侵略に備えて司令官を育成するために選ばれた少年、「ザ・サード」のエンダー。6歳で訓練所に行き素晴らしい才覚でみるみる頭角を現す。
無敵少年エンダーが成長していく話で、バガーは何なのか、ヴァルとピーター達が遠回しに何を言っているのか分からない部分もあるけど、最終的にどうなるのか楽しみです。
Posted by ブクログ
もっと戦争とか、戦略とか、戦局とかそういった方面に話が進むかと思いきや、なんだか主人公から3歩ぐらい距離を置いた版俺TUEEEEEEでしかなかった。
主人公をやたら褒めそやすのが悪いとは思わない。そもそも天才である子供が成長していく物語として描かれているので、そこは問題ない。
ただ、これ、SFじゃなくてエンタメだよね? 有名作品だからといって名作だとは限らんのだな。まあ下巻で評価が変わるかもしれないが、今のところは期待はずれ。
Posted by ブクログ
異星人との戦争のために、優秀な指揮官を必要としている世界が舞台。
優れた兄と姉(しかし結局指揮官としては失敗作)の上位互換として期待されることになる主人公「エンダー」が、その期待がゆえに幼少時からあらゆる苦難を課される、なかなかに胸糞悪さを感じる展開だった。
タイトルとあらすじを見て俺TUEE系の話だと思って読み始めたのでちょっと打ちのめされてしまった。
確かに主人公は無双するんだけど、大人たちに無理やり引き出された自分の暴力性に脅えるところとか、かなり痛々しい。良き指揮官って何なんだ。
しかもこれで6歳なんだぜ?という超絶設定にどうしても引っかかりを覚えてしまう。