【感想・ネタバレ】グランクレスト戦記 7 ふたつの道のレビュー

君主テオと魔法師シルーカが挑む国盗り物語。テオは故郷の開放を目指し、シルーカはテオの未来を見つめ続ける。さすが水野良というべき世界観はもちろんだが、ふたりを支える仲間たちが魅力的です!
シルーカに超甘く、そしてヴァルキリー並みに強い邪紋使いのアイシェラ。テオに敗れたものの、シルーカと同じくテオの夢を叶えるために忠誠を誓う君主ラシック。超強力な仲間を得て、テオは夢のために、シルーカのために皇帝聖印(グランクレスト)を手に入れられるのか!ヤングアニマルからコミカライズもされた、今最も注目される戦記ファンタジー!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

システィナから大陸に舞台を移して、とうとう因縁の敵であるミルザーとの決戦に挑むことになる7巻目ですが。

しかしミルザーはアレですね。単騎で戦況を覆すほどの武力もちとか。完全に「一人戦国無双」状態ですか。グランクレストには稀有なキャラクターですよね。

ただまあ、やはり現実でもそうあるように、ただ一人の武力で「戦場の現実」をどうにかできるわけがなく。戦いの勝敗は始まる前に決しているとはよく言ったもので、戦争とは戦端が開かれる前の段階でどれだけ策をめぐらし準備を積み上げたかできまるのでしょう。

テオとミルザーの勝敗を決したのは、それぞれについた軍師の力量差であったと考えられますか。

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2017年11月20日

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