あらすじ
『空、はてしない青』著者が描く圧倒的衝撃作
もう愛し合えないのか?
パリを代表する舞台俳優として、人生の絶頂にいたフランソワ。しかし、交通事故が日常を永遠に変えてしまった。下半身不随ーー。リハビリを始めるも思い通りにならない肉体と周囲の視線に怒りを抑えられなくなってしまう。秘密の関係を経て彼と結ばれるはずだった若き恋人、エレオノール。彼女もまた運命に翻弄された1人だった。未来のすべてをなげうち変わらぬ愛を捧げようとするが、介護という過酷な現実を前にうちひしがれていく。
絶望の淵で、孤独の闇の中で、「愛」は力をもつのだろうか?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
よっこらしょ?
それとも、よっこいしょ?
いやいや、よっこいしょういち?
「立ち上がる時」のかけ声はどれですか?
メリッサ・ダ・コスタは上巻ではその答えをまだ述べていません
はたして下巻ではその答えが分かるのでしょうか!?
Posted by ブクログ
エレオノールとフランソワが交互に語る形式だからこそ、見えてくるものがある。
「障がいを持ってしまった彼…でも愛さえあれば乗り越えられるよね!」といったロマンチストな話では全然なくて、不倫や障がい、介護といった重いテーマが次々とレオにのしかかる。
現実的なレオと、未来に希望を持つフランソワとの対比が、読んでてさらに心をえぐられた。このアンバランスな雰囲気の中でどう下巻につながるのか…。
Posted by ブクログ
上巻を読んでまず浮かんだのは、絶望、孤独、そして愛。まだ上巻ということもあって、全体的に重くて辛い展開が続く。フランソワとレオ、それぞれの心の動きが丁寧に描かれていて、特にレオの置かれている状況には胸が痛くなった。フランシスのリハビリ初期の描写は、新川帆立の「ひまわり」を思い出す部分も。ここからどう展開していくのか、下巻が気になる。
Posted by ブクログ
事故で半身不随になった40代俳優フランソワと不倫相手の20代前半のエレオノールの物語。
理不尽な人生の絶望感が伝わってきて読むのがしんどかったが、交互に視点が変わることでお互いの考えが分かりやすく書かれており、心情を理解しやすかった。